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会社の受付係が「Pepper」に、ソフトブレーンが「受付アプリ」サービスを販売

2016/03/25 12:51

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 ソフトブレーンは3月23日、ソフトバンクグループのヒト型ロボット「Pepper」が企業の受付係になる受付アプリ「eレセプションマネージャー」を使ったサービスを4月1日から販売する。

左からソフトバンク コマース&サービスの溝口泰雄代表取締役社長兼CEO、
ソフトブレーンの豊田浩文代表取締役社長、ソフトブレーンの小田健太開発部長、
ソフトバンクロボティクスの吉田健一事業推進本部本部長

 ソフトブレーンの「eレセプションマネージャー」は、名刺や顧客情報を「Pepper」と紐づけて、「Pepper」が来社した顧客に接客対応する。

 人間の受付係との違いは、膨大な過去のデータを引っ張り出して、その顧客がいつ、何回、その会社の誰を訪問したかを正確に覚えていること。そのデータを元に「初めて名刺交換したのは2005年10月4日。長くお付き合いしていただきありがとうございます」といった気の利いたセリフが「Pepper」の口から出てくる。

ソフトブレーンの受付アプリ「eレセプションマネージャー」と連動して受付業務をする「Pepper」

 受付の手順はこうだ。訪問を待つ企業側の人間は「eレセプションマネジャー」が入ったPCのスケジュールソフトに来客登録をする。その時点で、来訪客にQRコードを自動で発行してメールで通知する。

 訪問日に来訪者は、受付の「Pepper」の額にあるカメラに向けてQRコードをかざす。すると「Pepper」のタブレットに担当者が表示。「Pepper」が担当者に電話機能で顧客名を通知するという仕組みだ。次回のスケジュールが決まっていれば、次回の来客確認も行う。

QRコードをかざすと担当者を表示

来訪者が来たことを「Pepper」が担当者に通知

 担当者が来るまでの案内を待つ間、冒頭のような顧客ごとの個別なコミュニケーションが始まるのだ。もちろん、その内容は担当者にリアルタイムでメール通知されるので、接客時の話題にも使える。

 ソフトブレーンの豊田 浩文 代表取締役社長は「ロボットを使ったビジネスは2025年に5.3兆円、2035年に9.7兆円になる試算がある」と今後のビジネスの成長性について語るとともに、「内線を置くだけで終わっている受付の時間を、顧客満足度を向上するための時間に変えることができる」と「Pepper」を使った受付業務の有効性をアピールした。

ソフトブレーンの豊田浩文代表取締役社長

 販売は全国に販売パートナー1万社と、4万拠点の流通網を持つソフトバンク コマース&サービス(ソフトバンクC&S)が担う。既に同社では「eレセプションマネージャー」の導入を決めている。

 ソフトバンクC&Sの溝口泰雄代表取締役社長兼CEOは「ハードとソフトが融合したサービスを展開する際、不具合が起きたときにどちらに原因があるのかが分かりにくくなる。当社が両方をサポートすることで、企業で安心して使っていただける」と語る。

ソフトバンク コマース&サービスの溝口泰雄代表取締役社長兼CEO

 サービスの価格は「Pepper」の本体レンタル代が税別で月額5万5000円、あんしん保証パックが月額9800円。「eレセプションマネージャー」は基本契約のレセプションライセンスがPepper1台あたり月額8万円となっている。

 「合計で月額14万4800円は人件費よりも安くなる設定にした」(ソフトブレーンの小田健太開発部長)。追加オプションとして「eレセプションマネージャー」の「CRMライセンス追加パック(10ライセンス単位)」は月額7000円で用意している。(BCN・細田 立圭志)

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