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VR空間を自由に闊歩! 「HTC Vive」の“ルームスケールVR”を体感(1/3)

2016/03/14 15:06

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 年明けからいよいよ本格的に始動しているVR市場。最先端テクノロジーの要となるVRヘッドセットの発売日や価格が続々と発表され、ユーザーの期待は最高潮に高まっている。

 VRヘッドセットの三強といえば、Oculus社の「Oculus Rift」、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)の「PlayStation VR(PSVR)」、そしてHTCとValve社が共同開発した「HTC Vive」だ。国内のゲームイベントなどで試遊の機会が多かった前者2機種に対して、「HTC Vive」は日本でのお披露目の機会がこれまでほとんどなかった。しかし、ここにきて国内展開の動きが活発化しており、メディアへの露出も増えてきている。今回、製品版に近い新型プロトタイプの「HTC Vive Pre」を体験する機会を得たので、レビューした。

VRヘッドセット三強の一角「HTC Vive」が実現する“ルームスケールのVR体験”とは?

「HTC Vive」の最大の売りは高精度のトラッキング機能



 「HTC Vive」はWindows PC対応のVRヘッドセット。世界最大級のPCゲームプラットフォーム「Steam(スチーム)」の公式サイトで、3月1日に購入予約を開始した。「HTC Vive」の日本向け価格は11万1999円。1月に先に価格を発表している「Oculus Rift」の日本向け価格が8万3800円なので、少々割高だ。

「Steam」内の「HTC Vive」購入ページ

 しかし、割高分の付加価値が「HTC Vive」にはある。それが、ヘッドセットと付属品のコントローラー、ベースステーションが連携することで実現する高精度のトラッキング機能だ。「Lighthouse」と呼ばれるポジション・トラッキングシステムで、最大3.5m×3.5mのルームスケールでのVR体験を可能にする。言葉だけでは少々イメージがつかみづらい“ルームスケールのVR”だが、今回の体験会ではその画期的な技術の一端を身をもって体感することができた。

HTC Vive本体、コントローラー、ベースステーション

 「HTC Vive」は事前準備として、32個のセンサーを搭載するヘッドセットと、各24個のセンサーを搭載する二つのコントローラーを、部屋の角2か所に設置したベースステーションと呼ばれる装置に同期する必要がある。このセットアップによって、プレーヤーの現実での動きをVR空間に反映することが可能になる。

ヘッドセットのくぼみにセンサーを内蔵。
ベースステーションがこのセンサーに同期することで、精密なトラッキングが実現する

両手に持つコントローラーは親指の付近にタッチパッドを搭載。
上部にはヘッドセット同様にセンサーを内蔵するくぼみがある

 ヘッドセットを装着すると、目の前に現れたのは等間隔で地面に円が浮かび上がっている白い空間だ。手元を見ると、両手に持つコントローラーがVR空間の中にも出現している。手を動かせば、VR空間中のコントローラーも現実の動きを追随する。実際の手元の動きが視認できないこともあるが、タイムラグはほとんど感じなかった。

 そのまま、恐る恐る足を前に進めるとVR空間の世界も歩を進める。ある程度、前進すると目の前に格子状のグリッドが出現する。360°周囲を見回すと、グリッドが空間をキューブのように区切っていた。これがVR体験が可能なルームスケール(体験時は上限の3.5m×3.5m)のエリアというわけだ。

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