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「Pepper」×「Microsoft Azure」の“未来の商品棚”、小売り業界に革新

2016/03/09 17:54

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 ソフトバンク ロボティクスと日本マイクロソフトは、3月8日、クラウドロボティクス分野での戦略的協業を発表した。第一弾として、人型ロボット「Pepper」とクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を活用した次世代型店舗ソリューション「未来の商品棚(仮)」を共同で構築する。

クラウドロボティクス分野での戦略的協業を発表した
ソフトバンク ロボティクスと日本マイクロソフト

 両社協業のプロジェクト第一弾のターゲットは、小売り業界だ。ソフトバンク ロボティクス冨澤文秀社長は、業界の問題点として「人材不足・環境の変化・Eコマースの台頭」の三つを挙げる。「これらの問題は小・中規模の小売りで特に深刻。今回の協業が実現するソリューションは、人件費を下げ、売上を伸ばし、顧客体験を向上させることで、問題の根本的な解決に貢献する」(冨澤社長)。

ソフトバンク ロボティクスの冨澤文秀 社長

 店頭でソフトバンク ロボティクスの「Pepper」が接客し、マイクロソフトの「Surface Hub」や「Surface」がインターフェイスとして視覚的に接客をサポートをする。それぞれのデバイスは、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」に常時接続しており、店頭での顧客行動やPOS売上はすぐさま解析される。解析データはリアルタイムで店頭のデバイスに共有されるので、シームレスに正確な顧客ニーズの把握や購入提案ができるという仕組みだ。

「Pepper」の接客イメージ

 「Pepper」にはあらかじめ接客スキルをインストールしているので接客要員として即座に配置可能。店頭からのリアルタイムフィードバックで効率的な在庫管理にも役立つ。今後、翻訳Webサービス「Microsoft Translator」による多言語対応の導入や、パーソナルアシスタント「Cortana」と連携を図ることで、さらなる接客の精緻化を目指す。

「Microsoft Translator」の機能を活用すれば、「Pepper」が通訳の役割を果たすことも

 日本マイクロソフトの平野拓也社長も、協業によるシナジーに期待を寄せる。「『未来の商品棚』はマイクロソフトが掲げる三つの方針(プロダクトによるワークスタイル変革・クラウドを活用したデファクトプラットフォームの構築・Windows 10デバイスの革新的なコンピューティング体験)すべてに関連する事業。小売業界の新しいプラットフォームになるはずだ」と語った。

「未来の商品棚(仮)」を実演する、日本マイクロソフトの平野拓也 社長

 2016年秋から販売する予定。3月24日~30日には、「Pepperだらけの携帯ショップ」を東京・表参道にオープンし、本ソリューションの実証実験を行う。(BCN・大蔵 大輔)

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