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モバイルプロジェクター比較 明るさ800lmの「KG-PL081W」を試した

2014/01/31 20:27

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 ビジネスでは、顧客先にプロジェクターを持ち込んで、会議室で簡単なプレゼンテーションをすることは珍しくない。こんなときに便利なのが、小型・軽量のモバイルプロジェクターだ。この業界をリードするマイクロソリューションは、2013年12月に本体重量1kg以下で国内初となる800lm(ルーメン)の高輝度化を実現した「TAXAN KG-PL081W」を発売した。その明るさを、一般的なモデルと比較した。

TAXAN KG-PL081W

TAXAN KG-PL081W

 モバイルプロジェクターとは、重さ2kg以下の、携帯に適したプロジェクターのこと。すでにビジネスシーンでは定番になっているので、製品の種類は多い。そのなかで、2009年から「TAXAN」ブランドのモバイルプロジェクターを手がけて、市場をリードしているのがマイクロソリューションだ。

 最近のモバイルプロジェクターは、光源にLEDを採用した超小型モデルが増えている。LED光源を採用すると、小型・軽量にできるし、発熱も少ないので、ランプが明るくなるのを待ったり、しまうときに冷めるのを待ったりする必要がない。そして、通常の高圧水銀灯のプロジェクターに比べ、ランプ寿命は3万時間と非常に長く、ランプを交換する必要がない。大幅にランニングコストを抑える事が出来るのが特徴だ。モバイル用としては使い勝手がいいLEDモデルだが、これまでは輝度が低く、画面が見にくいという課題があった。

 マイクロソリューションの「TAXAN KG-PL081W」は、本体重量1kg以下のLEDモデルとして国内で初めて800lmの明るさを実現している。明るさ500lmの前モデル「KG-PL05HW」と比べて、明るさの違いを確かめた。

細かな文字がクッキリ見える明るさが魅力!



 ホームシアターとして使うプロジェクターは、部屋を真っ暗にすることが多いので、輝度が低くてもくっきりと鮮明な映像を見ることができる。ところがビジネスシーンでは会議室を真っ暗にせず、蛍光灯の下でプレゼンテーションを行うことが多い。この環境で輝度が低いプロジェクターを使うと、画面が白っぽくぼやけてしまい、非常に見にくくなってしまう。

 新モデルの「KG-PL081W」と前モデルの「KG-PL05HW」を、同じ条件、環境下で投影し、明るさを比べた。プロジェクター起動時の設定画面の段階で、その明るさの違いは明らかにわかった。輝度800lmの「KG-PL081W」が鮮やかに白を表現するのに対して、500lmの「KG-PL05HW」は、「KG-PL081W」の画面と比べると黄色がかったように見える。

「KG-PL081W」と「KG-PL05HW」を比較

同じ条件、環境下で「KG-PL081W」(左)と「KG-PL05HW」(右)を比較

 また、「KG-PL05HW」と比べると、「KG-PL081W」は、細かな文字までぼやけることなくクッキリと表現できる。「KG-PL05HW」だけ見れば、プレゼンテーションを行うのに十分の明るさがあるのだが、新モデルの「KG-PL081W」と比べるとその差は一目瞭然だった。「KG-PL081W」なら明るい会議室でも明るく鮮やかに資料を表示できるだろう。

「KG-PL081W」の投影画像と「KG-PL05HW」の投影画像

「KG-PL081W」の投影画像(左)と「KG-PL05HW」の投影画像(右)

Wi-Fi対応だからスマートフォンやタブレットも簡単に接続できる



 多くのビジネスプロジェクターは、HDMIケーブルなどのケーブルでPCと接続して画面を出力する。しかし新モデル「KG-PL081W」は、Wi-Fi接続による画面出力に対応。前モデルはノートPCからの画面出力に対応したが、「KG-PL081W」はスマートフォンやタブレット端末とのワイヤレス接続にも対応した。Android版/iOS版の「EZ Display」アプリをインストールすることで、簡単に接続できる。端末のメモリ内に保存した画像・動画・ビジネス文書などを画面に映し出すことができるのだ。

 接続の手順は、まず「KG-PL081W」に専用のWi-Fiアダプタを取りつけて、設定画面から「Wi-Fi」を選択し、「APモード」をオンにする。その後、メニューから「EZ Wi-Fi」を選択する。

Wi-Fiアダプタを取りつける

Wi-Fiアダプタを取りつける



 次に、映像を出力するモバイル端末の設定を行う。「設定」から「Wi-Fi」を選択し、接続機器「EZ Mobile」を選ぶ。専用アプリ「EZ Display」を立ち上げて、「KG-PL081W」が投影する「PC_Tool Passward」を入力すれば、接続は完了。これでスマートフォンの画面を映し出すことができる。


 専用アプリ「EZ Display」では、表示するデータの種類を「写真」「ドキュメント」でモードの切替えに対応する。さらにAndroid版の写真モードでは、自動的にメモリ内の画像データを一覧表示。写真をタップすると投影する。

 このほか、「DOC VIEWER」モードでは、メモリ内のフォルダツリーを表示。ここからビジネス文書などが選択できる。メールで受け取った文書などをスマートフォンに保存しておけば、Word文書やExcel文書、PowerPoint文書なども投影可能だ。

Androidアプリの画面

Androidアプリの画面。写真を簡単に選択して表示できる

 注意したいのは、APモードでの接続時はインターネットに接続できないので、ウェブモードの「Dropbox」が利用できないということ。また、iOS端末を利用する場合、写真はAndroidと同じように表示できるが、ビジネス文書を表示するには、事前にiTunesに接続して、アプリ画面で表示する文書を転送しておく必要がある。Androidのように、メールで受け取った文書を保存して表示することは、iOSの制約でできなかった。

 もう一つ、「KG-PL081W」でおもしろいのは、最大4台の端末と同時に接続できること。先の「PC_Tool Passward」をそれぞれのPC・端末に入力すれば、自動的に画面が分割され、複数画面を同時に投影できる。例えば、複数の営業所の成績を同時に表示して比較するといった使い方ができるのだ。

4台のスマートフォンから同時に投影

4台のスマートフォンから同時に投影

軽量・コンパクトでPC・スマートフォン以外にも多彩な使い方ができる



 モバイルプロジェクターの基本機能である明るさを大幅に改善した「KG-PL081W」。スマートフォンやタブレットとの連携にも対応し、使い勝手が大きく向上した。

 「KG-PL081W」の便利な機能はこれだけではない。USBメモリやSDメモリカードからのデータ読込みに対応するほか、本体に1GBのメモリを内蔵。あらかじめ本体にデータを保存しておけば、PCやスマートフォンなどと接続する手間なく、起動してすぐ資料を投影できる。また、上下の歪みを自動調整する「自動台形補正」機能を搭載しているので、調整する手間と時間も省ける。

 また、ミニD-Sub 15ピン、DVI-I、HDMI端子と入力端子を豊富に備えているので、PCだけではなくBD(ブルーレイディスク)レコーダーやビデオカメラなどさまざまな機器と接続できる。

SDカードスロット、USB端子と入力端子が豊富

映像入力端子だけではなくSDカードスロット、USB端子と入力端子が豊富

 プライベートでは、子どもの卒園式や入学式の様子をビデオカメラで撮影し、動画を保存したSDメモリカードを「KG-PL081W」に差し込んで大画面で表示できる。本体はiPad miniと同じぐらいの大きさで、ノートPCといっしょに難なく持ち歩くことができる。

iPad miniとほぼ同じぐらいの大きさ

iPad miniとほぼ同じぐらいの大きさ

 さまざまなデバイスに保存したファイルを明るく表示する「KG-PL081W」があれば、商談もスムーズに進むのではないだろうか。(PC&デジタル家電ライター/コヤマタカヒロ)

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