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「iPhone 5」キャリア対決、発売1週目はシェア63.2%でソフトバンクが制する

2012/09/27 17:30

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 9月21日、アップルの最新スマートフォン「iPhone 5」が発売された。米アップルが24日に発表したプレスリリースによると、「iPhone 5」の発売から3日間のグローバルの販売台数は、「iPhone 4S」の1.25倍となる500万台を超えたという。予約数は過去最大で、初回出荷分はすでに売切れ。需要が当初の供給量を上回っているという。日本では、「iPhone 4S」に引き続き、ソフトバンクモバイルとKDDI(au)の2社が販売する。ともに売れ行きは好調で、しばらくは予約しなければ買えない状況が続きそうだ。

 量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、発売初日の9月21日の販売台数は、前機種「iPhone 4S」の発売初日の2011年10月14日発売の販売台数を上回った。新モデルが発表されるたびに、発売初日に必ず買う熱烈な「iPhoneファン」は確実に増えている。東京・銀座のアップル直営店「Apple Store Ginza」には、当日販売分を求めて750人以上が朝8時の開店前から行列をつくり、当日はお祭り騒ぎだった。

「iPhone 5」が1位から5位まで独占! シェアは4割近い36.9%



 「BCNランキング」によると、「iPhone 5」発売日の9月21日を含む9月第3週(2012年9月17~23日)の携帯電話全体の機種別販売台数1位は、ソフトバンクモバイルの「iPhone 5」の64GBモデルだった。1位から5位までを「iPhone 5」が独占し、7位にはauの「iPhone 5」の16GBモデル、8位にはソフトバンクモバイルの「iPhone 4S」の16GBモデルが入った。

携帯電話 販売台数シェア トップ10<全キャリア合算>
(集計期間2012年9月17日~23日)
順位 キャリア メーカー 品名・型番 データ通信サービス 販売台数
シェア(%)
1 SoftBank アップル iPhone 5 64GB(SoftBank) 3G/LTE 9.5
2 SoftBank アップル iPhone 5 32GB(SoftBank) 3G/LTE 7.9
3 SoftBank アップル iPhone 5 16GB(SoftBank) 3G/LTE 5.9
4 au アップル iPhone 5 32GB(au) 3G/LTE 5.1
5 au アップル iPhone 5 64GB(au) 3G/LTE 4.8
6 NTTドコモ SAMSUNG GALAXY S III SC-06D 3G/Xi 4.0
7 au アップル iPhone 5 16GB(au) 3G/LTE 3.7
8 SoftBank アップル iPhone 4S 16GB(SoftBank) 3G 3.4
9 NTTドコモ NECカシオモバイル
コミュニケーションズ
N-03D 3G 3.2
10 NTTドコモ 富士通 ARROWS X F-10D 3G/Xi 2.5
「BCNランキング」2012年9月第3週 週次<最大パネル>

 キャリア・容量を区別せずに合算した「iPhone 5」全体のシェアは36.9%。販売台数は他の機種とはケタ違いで、スマートフォン全体の販売台数を前年比185.4%、前週比207.1%に引き上げた。キャリアごとに容量を合算すると、ソフトバンクモバイルの「iPhone 5」(23.3%)、auの「iPhone 5」(13.6%)、ソフトバンクモバイルの「iPhone 4S」(5.2%)、NTTドコモの「GALAXY S III SC-06D」(4.0%)、auの「iPhone 4S」(3.2%)の順で、「iPhone 5」「iPhone 4S」とも、ソフトバンクモバイル版がau版を上回った。

、「iPhone 5」に限ったキャリア別販売台数シェア



「iPhone 5」 容量別 販売台数構成比 
(集計期間2012年9月17日~23日)
容量 全体 ソフトバンクモバイル au
64GB 38.7% 40.6% 35.5%
32GB 35.2% 33.9% 37.3%
16GB 26.1% 25.5% 27.2%


 9月21日の発売後3日間を含む9月第3週、「iPhone 5」に限ったキャリア別販売台数シェアは、ソフトバンクモバイルが63.2%、auが36.8%。「iPhone 4S」発売日を含む2011年10月第2週は、ともにシェア50%前後だったが(ソフトバンクモバイル54.3%、au45.7%)、「iPhone 5」では、ソフトバンクモバイルがauを大きく上回り、シェアにして26.3ポイントもの差をつけた。この「およそ6対4」という比率は、「iPhone 4S」の2012年8月末までの累計の比率とほぼ同じで、急に伸びたわけではない。キャリアショップではなく、家電量販店で購入する層には、モデルチェンジはあまり影響なかったようだ。


家電量販店の「iPhone 5」コーナー

 今や、iPhoneをはじめとするスマートフォンは、パソコンに代わり、さまざまなデジタル機器をつなぎ、より便利に楽しく過ごす「デジタルライフ」の中心的存在になりつつある。このまま、ソフトバンクモバイルが「iPhone取り扱いキャリアNo.1」の座を保つことができるかどうかは、今後の伸び次第。予約者にひと通り行き渡り、予約しなくても店頭で衝動的に買えるような状態になった後も、今まで通りソフトバンクモバイルが優勢を保つことができるのか。iPhoneをめぐるキャリアの争いは、これから真の始まりを迎える。(BCN・嵯峨野 芙美)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。
【集計対象の変更に関して】
 BCNでは、「BCNランキング」の調査・分析精度の向上のために、随時カテゴリ(ジャンル)の変更や集計対象製品の見直し・追加などを行っています。これまで「販売金額0円」の製品は「販売」されたとはみなさず、集計対象外としていましたが、携帯電話・PHS、タブレット端末、デジタルフォトフレームに限り、集計対象に含めることにいたしました。

 この集計方法の変更に伴い、以前に掲載した記事の数値と本記事の数値が一部異なっております。ご了承ください。なお、以前に掲載した記事と記事内のグラフ・表の数値は変更いたしません。

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