10月20日発売のニコン初のミラーレス一眼「Nikon 1」シリーズ。前編ではボディのデザインやホールド感について触れたが、後編となる今回は一番気になる描画力について紹介する。
→前編:<ミラーレス一眼「Nikon 1」の可能性 見た目を裏切る(?)使い心地のよさ>から読む
いざ撮影に臨んで一番困惑したのは、露出モードダイヤルがないことだった。P(プログラム)モードやA(絞り優先)モードなどを選択するダイヤルは、「Nikon 1」シリーズには搭載されていない。あるのは、「動画」「静止画」「スマートフォトセレクター」「モーションスナップショット」のどれで撮るかを選ぶ「撮影モードダイヤル」だけ。
露出モードの変更はメニュー画面で行うようになっていて、基本的にはどの撮影モードでも、すべてカメラまかせで撮る「おまかせシーン」が前提となる。
一眼レフなら入門機でも当たり前のように備えている「ポートレート」「夜景」「スポーツ」などのシーン選択も、「Nikon 1」シリーズではカメラまかせ。「おまかせシーン」に設定すると、「オート」「ポートレート」「風景」「クローズアップ」「夜景ポートレート」の五つのシーンを、カメラが自動判別する。
「おまかせシーン」に設定すると、フォーカスモード、AFエリア、ホワイトバランス、ISO感度などもすべてカメラまかせになり、ユーザー自身が任意に設定することはできなくなる。
つまり、「Nikon 1」シリーズは、「フォーカス、絞りとシャッタースピードなどの設定をあれこれ変えながら、凝った作品撮りができるカメラ」ではない。そういう意味では、ニコン一眼レフカメラのユーザーが期待していたであろうミラーレス一眼とは、まったく性格を異にするカメラだといえる。
→前編:<ミラーレス一眼「Nikon 1」の可能性 見た目を裏切る(?)使い心地のよさ>から読む
ニコンのミラーレス一眼「Nikon 1 J1」
基本はすべてをカメラに「おまかせ」
いざ撮影に臨んで一番困惑したのは、露出モードダイヤルがないことだった。P(プログラム)モードやA(絞り優先)モードなどを選択するダイヤルは、「Nikon 1」シリーズには搭載されていない。あるのは、「動画」「静止画」「スマートフォトセレクター」「モーションスナップショット」のどれで撮るかを選ぶ「撮影モードダイヤル」だけ。
一眼レフでは当然あるはずのP(プログラム)モードやA(絞り優先)モードを設定する露出モードダイヤルがない
露出モードの変更はメニュー画面で行うようになっていて、基本的にはどの撮影モードでも、すべてカメラまかせで撮る「おまかせシーン」が前提となる。
露出モードの変更はメニュー画面で行う。
基本はすべてカメラまかせの「おまかせシーン」だ
基本はすべてカメラまかせの「おまかせシーン」だ
一眼レフなら入門機でも当たり前のように備えている「ポートレート」「夜景」「スポーツ」などのシーン選択も、「Nikon 1」シリーズではカメラまかせ。「おまかせシーン」に設定すると、「オート」「ポートレート」「風景」「クローズアップ」「夜景ポートレート」の五つのシーンを、カメラが自動判別する。
「おまかせシーン」に設定すると、フォーカスモード、AFエリア、ホワイトバランス、ISO感度などもすべてカメラまかせになり、ユーザー自身が任意に設定することはできなくなる。
「おまかせシーン」で撮影。カメラが自動判定したシーンは「風景」になっていた
[画像をクリックすると原寸大の画像を表示します]
「おまかせシーン」で撮影。絞りはほぼ開放のF3.8でこうしたシーンを撮ると、空と木の葉との境界に軸上色収差がみられる
[画像をクリックすると原寸大の画像を表示します]
つまり、「Nikon 1」シリーズは、「フォーカス、絞りとシャッタースピードなどの設定をあれこれ変えながら、凝った作品撮りができるカメラ」ではない。そういう意味では、ニコン一眼レフカメラのユーザーが期待していたであろうミラーレス一眼とは、まったく性格を異にするカメラだといえる。
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