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iPhoneがOCR端末に!? カメラで捉えた文字を認識する「もじかめ for iPhone」の実力を検証(1/2)

2011/06/30 16:54

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 電子書籍が市民権を得つつある一方で、雑誌や新聞など、紙媒体から情報を手に入れる機会もまだまだ多い現在。例えば調べものなどで、紙を見ながらそこに書いてある文字をスマートフォンに入力する場面は意外に多いものだ。そんなときに役立つのが、OCR(文字認識)アプリ。紙などに書いてある文字を、テキストデータ化するソフトだ。例えばiPhoneで、いつでもどこでも書類をOCR処理できたら、非常に便利だ。実際、こんなニーズに応えたiPhone向けのOCRアプリがいくつか出ているが、読み取り精度とデータの活用を重視するなら、メディアドライブの「もじかめ for iPhone」がいい。5月下旬に600円という価格で「App Store」から発売となったこのOCRアプリの実力を検証した。

活字OCRアプリの「もじかめ for iPhone

精度が高く完璧な読み取り



 メディアドライブは、名刺管理ソフトの「やさしく名刺ファイリング PRO」やPDF作成に適した活字OCRソフト「e.Typist」など、OCR技術を駆使して複数のソフトを開発している。では、この技術をスマートフォンに応用したときには、どんなソフトに仕上がっているのか。まずは使い方からみていこう。

 操作方法はいたってシンプル。iPhoneで「もじかめ for iPhone」を起動すると、カメラが立ち上がり、画面にOCR処理を実施する範囲を示す緑の枠が表示される。枠の大きさは、スライダーを指で動かすことで拡大・縮小することができる。読み取りの対象に合わせ、大きさや位置を調整して「開始」ボタンを押すと、画面上部に認識結果のプレビューが表示される。問題がないことを確認してボタンから手を離せば、OCR処理が開始される。文字認識は、日本語と英語に対応している。

枠の大きさや位置を調節して「開始」をタップ

 次は、最も気になる読み取り精度を検証した。まずは簡単な文字列から。用意した素材は、8~24ポイントで入力した「もじかめ 600円」という文字だ。結果は完璧で、どの大きさの文字も正しく認識し、テキストデータに変換できた。

認識精度チェックのために用意したサンプル文書

8ポイント程度の細かい文字も問題なく読み取ってテキスト化

雑誌の長文もしっかり認識



 次に、より長い文章に挑戦した。用意したのは、フリーマガジン『BCNランキング』6月号。21ページのスマートフォンの解説記事をOCRにかけた。およそ横4×縦3cmの範囲に100文字ほど詰まっている。結果は、ほぼすべての文字を正しく認識した。想像以上の認識精度だ。

100文字ほどの記事で検証

ほぼすべての文字を正しく認識した

 さらに、文字数の多い文章にもチャレンジ。素材は同じく『BCNランキング』6月号の「ニュースなデジタル」コーナー。横7.5cm×縦4cmに約300文字が入っている。カメラの画面では文字がだいぶ小さく見えるので、きちんと読み取れるのか、ちょっと不安……。結果は、画数の多い漢字や、「プ」と「ブ」の違いなど、細かい部分に誤認識があった。それ以外は大丈夫。文章認識精度は、OCRアプリとしてかなり高いレベルであるといっていい。

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