ノートPCは上位3機種が東芝
次に、7月のノートPCのシリーズ別販売台数シェアのトップ5をみていこう。ノートPCの地デジチューナー搭載率は全体の5%弱。デスクトップPCと比べると少ないが、国内メーカーを中心に増加傾向にある。10万円前後で買える手頃なモデルから、15-20万円前後のハイスペックモデルまで、選択肢は増えている。
| 順位 | メーカー名 | 品名 | 型番・シリーズ名 | 画面サイズ | チューナー種類 | 販売台数 シェア (%) |
| 1 | 東芝 | dynabook Qosmio V65 | PQV6586LRT | 15.6 | 地上デジタル | 22.2 |
| 2 | 東芝 | dynabook Qosmio V65 | PQV6587MRF | 15.6 | 地上デジタル | 16.2 |
| 3 | 東芝 | dynabook TV | PATV64LLT | 16.0 | 地上デジタル | 14.4 |
| 4 | ソニー | VAIO F | VPCF128FJ | 16.4 | 地上デジタル | 6.8 |
| 5 | NEC | LaVie | LM370/AS6 | 13.3 | 地上・BS・CSデジタル | 5.1 |
| 6 | NEC | LaVie | LL870/BS | 16.0 | 地上・BS・CSデジタル | 4.7 |
| 7 | オンキヨー | - | R511A5B | 15.6 | 地上デジタル | 4.6 |
| 8 | 東芝 | dynabook TV | PATV74MLT | 16.0 | 地上デジタル | 4.3 |
| 9 | 東芝 | Qosmio G50 | PQG5098JLR | 18.4 | 地上デジタル | 2.3 |
| 10 | ソニー | VAIO F | VPCF129FJ | 16.4 | 地上デジタル | 2.3 |
「BCNランキング」 2010年7月 月次<最大パネル>
トップ3は、東芝が占拠した。1位はAVノートの「dynabook Qosmio V65 PQV6586LRT」が22.2%と圧倒的な人気。1366×768画素の15.6型液晶を備えた1月発売の春モデルで、CPUにCore i3-330M(2.13GHz)を採用し、BDドライブを搭載しながらも、価格は12万円程度とかなりお手頃だ。地デジチューナー×1基、メモリは4GB、500GBのHDDを備える。OSは、Windows 7 Home Premium 32ビットか64ビットを選べるようになっており、これは東芝の上位3機種に共通する。
東芝「dynabook Qosmio V65 PQV6587MRF」
2位は、6月発売の「dynabook Qosmio V65 PQV6587MRF」で、シェアは16.2%。CPUにCore i5-450M(2.40GHz)を採用し、1位になった旧モデルよりパフォーマンスは高い。1366×768画素の15.6型液晶、BDドライブを備え、オフィスソフトは最新の「Office 2010」を積んでいる。価格は14万円強。ちなみに1位と3位は春モデルなので、オフィスソフトは旧バージョンだ。
東芝 「dynabook TV PATV64LLT」
3位は、1366×768画素の16.0型液晶を搭載する「dynabook TV PATV64LLT」で14.4%。CPUは、Celeron T3100(1.90GHz)。1月発売の春モデルで、光学ドライブはDVDマルチだが、8万3000円弱とかなりこなれた価格だ。1位の「PQV6586LRT」と同じく、チューナーは地デジ×1基、メモリは4GB、500GBのHDDを備えている。
ソニー VAIO F「VPCF128FJ」
4位は、6月発売のソニー「VAIO F VPCF128FJ」で6.8%。16.4型のフルHD液晶、地デジ×2基のダブルチューナーを備える。CPUは、Core i5-450M(2.40GHz)、メモリは4GB、500GBのHDD、BDドライブを備える。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版。Bluetoothも備えているので、対応のマウスなどをアダプタなしでワイヤレス接続できる。価格は16万円強。
NEC「LaVie LM370/AS6」
5位には5.1%で、13.3型液晶を搭載したNEC「LaVie LM370/AS6」が入った。付属の「ワイヤレスTVデジタル」ユニットを使って、アンテナをワイヤレス化できることが大きな特徴だ。これは、現時点ではNECのノートPCの一部機種だけの機能。別の部屋でテレビを視聴する際に、その都度アンテナケーブルをつなぐ必要がない。チューナーは3波対応。CPUはCeleron SU2300(1.20GHz)、メモリは2GB、OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版、HDDは320GBを搭載している。光学ドライブは非搭載。価格は7万円強と低価格。4月発売の春モデルなので、オフィスソフトが旧バージョンになる。
家庭で活躍する便利アイテム
地デジPCのメリットは、PCとしての基本スペックを十分備えたうえで、テレビ視聴や録画が一台でできること。省スペースなので、マイルームにぴったりだ。PCなので、ネットとの連携は抜群。例えば、「テレビNaviガジェット」というソフトは、放送中の番組情報を随時知らせてくれる機能を備えていて、あらかじめ視聴予約をしておけば、放送開始時刻にアラートで知らせる機能がある。他の作業に集中していても、番組を見逃すことがない。こうした機能は、PCならではの便利機能だ。「テレビNaviガジェット」は、今回ランキングに登場した6月以降発売の夏モデルにプリインストールしている。

一部の家電量販店は、地デジPCコーナーを設けている。
ソフマップ秋葉原本館(左上)、ビックカメラ有楽町店本館(右上)、ヤマダ電機 LABI新宿東口館(左下)、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(右下)
ソフマップ秋葉原本館(左上)、ビックカメラ有楽町店本館(右上)、ヤマダ電機 LABI新宿東口館(左下)、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(右下)
すでにリビングのテレビは地デジ対応済みという家庭でも、寝室や子ども部屋などの2台目・3台目のテレビの地デジ対策はこれからと……いう人が多いだろう。それなら、ぜひ地デジPCを選択肢に入れてほしい。ふだんはPCをメインに使っていても、見たい番組や録画予約が家族とバッティングしてしまったときなどに、必ず活躍すること請け合いだ。(BCN・田沢理恵)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで129品目を対象としています。
- パソコンの次は?
地デジブームっていうのは変だけれども、エコポイント制もあって、それなりに最初の1台ってレベルでの購入は各家庭済んでるんじゃないか?...
さぶかるまにあっくす - 2010-08-07 17:07:27























