裸眼で3Dゲーム、いよいよ解禁――(3)外出先編
部屋の中だけでなく、外出先でも3Dを楽しむことができる。3D対応のモバイル端末がいくつか登場している。任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」は、裸眼で3D映像が視聴できる。アメリカの現地時間6月15日に開幕した世界最大のビデオゲーム展示会「Electronic Entertainment Expo(E3ショー)」で発表したものだ。発売日や価格は未定だが、同社では2011年3月末までに発売するとしている。専用メガネなしでゲームが楽しめる日は近い。
任天堂のニンテンドー3DS
コンパクトデジタルカメラで3D写真や動画が撮れる富士フイルムの「FinePix REAL 3D W1」もある。二つのレンズを用いて撮影位置をわずかにずらし、2枚の映像を組み合わせて3Dを撮影する仕組みだ。誰もが慣れ親しんでいるカメラというアイテムなので、3Dを身近に感じられる。
富士フイルムのFinePix REAL 3D W1
撮影した写真は、同社のデジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V1」を使って表示したり、別売のアダプタ「HDP-L1」を使ってテレビに出力したりすることができる。富士フイルムでは、3D写真のプリントサービスも提供。これらをカメラと合わせて利用することで、楽しみはより広がる。
変り種として、米国VUZIX(ビュージックス)のヘッドマウントディスプレイ「Wrap920」を紹介しよう。ヘッドマウントディスプレイとは、メガネをかけるとちょうど目の前に大画面があるように見えるアイテム。モバイル端末と接続すれば、好きな場所で写真や動画を視聴できる。
VUZIXのWrap920
「Wrap920」は、3m先に67型画面があるようなサイズで表示する。iPhoneとつなぐと、動画共有サイト「YouTube」の3D映像を視聴できるし、まるで映画館で『アバター』のような3D作品を視聴しているような感覚になる。105gと軽く、持ち運んで使うのに困らない。単三形乾電池2本で約6時間駆動する。iPhoneのほか、iPodやノートPC、家庭用ゲーム機などとつなぐこともできる。3Dのフォーマットはside-by-side、アナグリフ方式。なお、ヘッドマウントディスプレイは、カールツァイス(販売代理店はシネックス)も製品を発売している。(BCN・井上真希子)
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