CDより高音質な音を録ることができる「リニアPCMレコーダー」。このポータブル録音機を使って音を集める、いわゆる「生録(なまろく)」ブームが再燃しているという。列車の走行音や駅のアナウンスなどの録音マニア「録り鉄」をはじめ、鳥のさえずりなど自然の音を収める野外録音、バンドによる楽器の生演奏の収録など、その目指す“目標”はさまざま。今回は、ローランドが4月23日に発売する「R-05」を使って、東京・奥多摩町の鳩ノ巣渓谷でせせらぎの録音にチャレンジした。
プロ用音響機器で知られるローランドが、2004年、初めてコンシューマー向け製品として発売したリニアPCMレコーダーが「R-1」だった。「R-05」は、そこから数えて4代目にあたる。あらかじめ楽器を演奏して、それに合った最適な入力レベルを自動で設定する「リハーサル機能」を備え、これまで英語表記だったメニューが日本語にするなど、初めて使う人でも操作しやすい初級機だ。ただ、操作ボタンは英語のままだが……。
鳩ノ巣渓谷に出発する前に、ざっと「R-05」をチェックしておこう。前面には、ファイルの消去や移動、コピー、名前の変更をする「ファインダー」、録音、再生、入力などの各種設定をする「メニュー」など、上半分に6個のボタンを配置。下半分には、録音、再生、停止、早戻し・早送りや画面上の選択項目を変更する十字キーがある。その左右には、録音時の入力レベルを調整する「インプット」、イヤホンやヘッドホンで聴く音の大きさを決める「ボリューム」のボタンがある。
背面左上部には、マイクの入力感度をL(低感度)とH(高感度)に切り替える「マイクゲイン」を配置。さらに、入力時の音が大きすぎたときに、適度なレベルまで圧縮して歪みを抑える「リミッター」、低音域をカットしてノイズを抑える「ローカット」のスイッチを備える。これら二つのスイッチは、通常はオフにしておく。電源は単三形乾電池2本。三脚用の穴が付いている。
実際に基本操作をして便利だなと感じたのは、ちょっとしたことだが、側面をぐるっと囲むラバー素材。ボタン操作時や音源に本体を向けている録音時など、滑りにくくしっかりと本体をホールドできる。また、「インプット」は0-80、「ボリューム」は0-60と、それぞれ微調整できるのもいい。
逆に不便な点は、「戻る」と選択項目の「決定」専用ボタンがないこと。前者は同じボタンをもう一度押す、後者は録音ボタンを押して操作するのだが、取扱説明書を見ない状態だと、どこを押せばよいのか迷ってしまった。「決定」ボタンについては、例えば、メニューで録音設定をするとき、物理的にボタンを押さないと、「サンプルレート」「録音モード」などの変更した項目が確実に設定されたのかどうか、不安になった。
日本語表記で使いやすい初級機 別売のバイノーラルマイクも登場
プロ用音響機器で知られるローランドが、2004年、初めてコンシューマー向け製品として発売したリニアPCMレコーダーが「R-1」だった。「R-05」は、そこから数えて4代目にあたる。あらかじめ楽器を演奏して、それに合った最適な入力レベルを自動で設定する「リハーサル機能」を備え、これまで英語表記だったメニューが日本語にするなど、初めて使う人でも操作しやすい初級機だ。ただ、操作ボタンは英語のままだが……。
リニアPCMレコーダーで野外録音に挑戦
鳩ノ巣渓谷に出発する前に、ざっと「R-05」をチェックしておこう。前面には、ファイルの消去や移動、コピー、名前の変更をする「ファインダー」、録音、再生、入力などの各種設定をする「メニュー」など、上半分に6個のボタンを配置。下半分には、録音、再生、停止、早戻し・早送りや画面上の選択項目を変更する十字キーがある。その左右には、録音時の入力レベルを調整する「インプット」、イヤホンやヘッドホンで聴く音の大きさを決める「ボリューム」のボタンがある。
R-05
背面左上部には、マイクの入力感度をL(低感度)とH(高感度)に切り替える「マイクゲイン」を配置。さらに、入力時の音が大きすぎたときに、適度なレベルまで圧縮して歪みを抑える「リミッター」、低音域をカットしてノイズを抑える「ローカット」のスイッチを備える。これら二つのスイッチは、通常はオフにしておく。電源は単三形乾電池2本。三脚用の穴が付いている。
ボタンはすべて英語表記。背面には「マイクゲイン」「リミッター」「ローカット」のスイッチがある
実際に基本操作をして便利だなと感じたのは、ちょっとしたことだが、側面をぐるっと囲むラバー素材。ボタン操作時や音源に本体を向けている録音時など、滑りにくくしっかりと本体をホールドできる。また、「インプット」は0-80、「ボリューム」は0-60と、それぞれ微調整できるのもいい。
側面には(写真上)電源スイッチ、電源端子、(同下)イヤホン端子、ミニUSB端子を備える
逆に不便な点は、「戻る」と選択項目の「決定」専用ボタンがないこと。前者は同じボタンをもう一度押す、後者は録音ボタンを押して操作するのだが、取扱説明書を見ない状態だと、どこを押せばよいのか迷ってしまった。「決定」ボタンについては、例えば、メニューで録音設定をするとき、物理的にボタンを押さないと、「サンプルレート」「録音モード」などの変更した項目が確実に設定されたのかどうか、不安になった。
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