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伸びる地デジチューナー、2台目テレビに安価な簡易モデルが人気(1/2)

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2010/03/24 11:27

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 アナログテレビと接続すると、地上デジタル放送が見られるようになる地上デジタル(地デジ)チューナーが好調だ。「BCNランキング」で09年1月を基準に販売台数と金額の指数をみると、2010年2月は数量で3.7倍、金額で1.9倍にまで伸びた。これは、アナログ放送が終了する2011年7月が近づいていることはもちろん、機能を絞った低価格モデルが増えていることが大きい。

簡易チューナーの拡大で1万円を切った地デジチューナー



 「地デジチューナーが売り上げを伸ばしている最大の要因は、価格の急速な下落にある」と語るのは、2010年2月の地上デジタルチューナー販売数量シェアでトップに立つマスプロ電工の河合清彦営業部長。


 実際、地デジチューナーの税別平均単価の推移をみると、2009年1月の1万4122円から、2010年2月には7623円に下がっている。これは、機能を絞って価格を抑えた簡易チューナーが人気を集めているためだ。


 地デジチューナーには、地上デジタル放送のみに対応する1波モデルや、地上・BS・110度CS放送に対応する3波モデルなどがある。簡易チューナーは、基本的にチューナーを地上デジタルだけに絞り、BS・110度CSには対応しない。またD端子を削っているものが多く、表示はハイビジョンではなくSD画質。データ放送や双方向サービスなどにも非対応だ。その代わり、3波対応機などに比べて安く、コンパクトというメリットがある。

 地デジチューナー全体で地上デジタル放送のみに対応する1波機の販売数量構成比は、2009年1月では56.5%だったが、2010年2月には78.5%にまで拡大している。また、10年2月の税別平均単価は、3波対応機が1万7618円なのに対し、1波機は5960円とかなり安い。「とにかく安く地上デジタル放送を見たい」という人にはピッタリだ。


 機能を絞った簡易チューナーが拡大している理由について、メーカーは「もともと地デジチューナーはアナログのテレビを救済するためのもの。家庭にある2台目、3台目の小型テレビに使われることが多く、ハイビジョン画質よりは、SD画質でも低価格を求める声が主流になってきた」(マスプロ電工の河合部長)、「デジタルチューナーのユーザーは、今持っているテレビを最低限の投資で見続けることを重視している」(バッファローの事業本部 市場開発事業部 次長(兼)デジタルホームマーケティンググループリーダー 製品マーケティング担当の荒木甲和氏)とみている。
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