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ミニプロジェクターに第二の波、“ちょいデカモデル”が牽引(1/2)

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2010/03/15 11:32

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 重さ1kgを切る小型・軽量のミニプロジェクターが、再び勢いをみせている。2008年秋に、各社が重さ300g未満のモデルを投入したことで話題となった比較的新しい市場だ。最近では、画質や投影機能を一般的なプロジェクターに近づけた“ちょいデカモデル”が増えている。そこで、重さ1kg未満のプロジェクターを「ミニプロジェクター」と定義し、市場が立ち上がった後を「BCNランキング」でたどった。

多様化するミニプロジェクター、09年12月には構成比26.2%に



 ミニプロジェクターは、iPodやiPhone、ノートPCなどのモバイル端末とつないで写真や動画、文書を投影できるのがウリ。08年秋以降、参入するメーカーが相次ぎ、製品数は増え続けている。本体がコンパクトなので、室内だけでなく、カバンに入れて外出先で使うことができるのがメリットだ。

重さ300g未満のミニプロジェクター

 ミニプロジェクターは、大きく二つの種類に分類できる。一つは、友達や家族と写真や動画を共有する、いわばお遊びの延長の“ガジェット”モデル。もう一つは、画質やコネクタ、投影機能が充実し、ビジネスで使える本格的なモデルだ。重さで区分するなら、前者は「500g未満」、後者は「500g以上1kg未満」のモデルが多い。ただ、いずれもプライベート、ビジネス双方での利用を想定しているモデルもあって、明確に分けるのは難しい。


 「BCNランキング」でプロジェクター全体に占めるミニプロジェクターの販売台数をみると、市場が立ち上がった08年12月-09年2月は15-20%で推移。その後、しばらく下火になったものの、09年11月、再び21.1%まで拡大し、12月には26.2%と大きく成長した。市場が盛り上がった理由について、重さ500g未満のビジネス向けモデルを展開する住友スリーエムは「(代表機種の)『MPro110』の価格が下がり、3万円を切ったことが成長を後押しした」とみている。

 注目は、重さが「500g未満」と「500g以上1kg未満」の比率が変化してきている点だ。従来は「500g未満」が中心で、1年前の09年2月の構成比は17.7%だった。それが、10年2月には10.7%に下げた。一方、「500g以上1kg未満」は09年2月は1.5%だったが、直近の10年2月には5.9%まで拡大している。

重さ500g以上1kg未満のミニプロジェクター

 500g以上1kg未満のモデルを他社に先駆けて市場に投入した加賀コンポーネントによると、「(小型化したことで)個人ユーザーが増えている。モバイルプロジェクターと比べて持ち運びしやすく、ビジネス利用では外出時の商談などで活躍している」と分析する。
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