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PFUがスキャナで首位に、3年5か月ぶりにトップ入れ替わり(1/2)

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2010/02/17 14:12

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 2010年1月、PFUがスキャナのメーカー首位に躍り出た。販売台数シェアは33.2%。「BCNランキング」06年8月以降、3年5か月ぶりのトップ交代となる。大量の紙を一度に読み取るのに適した「シートフィード型」に人気が集まったためだ。一方、2位に順位を下げたキヤノンは30.6%だった。


 07年1月以降、スキャナ市場はキヤノンが台数シェア30-60%で1位をキープしてきた。ただ、規模は徐々に縮小し、それに反比例する形でじわじわと右肩上がりの伸びをみせたのはPFUだ。PFUは「シートフィード型」を扱っており、このタイプの拡大がメーカーシェアの成長を後押しした。

 PFUの松本秀樹・イメージビジネス営業統括部第一営業部部長は、「不況のときだからこそ、企業は業務の効率化やエコ、(紙類の削減による)省スペース化に注目する。こうした動きと、スキャナを使った整理の認知度の高まりが合致した」とシェアを伸ばした理由を説明する。

家電量販店のスキャナコーナーでは、通路際(写真奥)の目立つ場所にシートフィード型が置かれていた(ビックカメラ新宿西口店)

 さらに、PFUが家電量販店で展開した拡販施策も理由の一つだろう。店頭ではPFU製品の横に小型ディスプレイを設置。付属ソフトを含め、動画と音声で使い方をわかりやすくユーザーにアピールする。「スキャナの利用価値を理解してもらえれば、まだ市場は伸びる」(松本氏)と、さらなる拡大に期待を寄せる。

 実際、「BCNランキング」のデータでも、シートフィード型の伸びは明らかだ。直近1年間の推移をみると、09年2月のタイプ別販売台数構成比は、紙をガラス面に置いて下から光を当てて読み取る「フラットベッド型」が70.4%、シートフィード型は28.2%だった。その後、シートフィード型が緩やかに拡大し、12月は構成比がついに逆転。10年1月には44.6%と過半数近くまでシートフィード型の規模は広がった。一方、フラットベッド型は42.4%だった。


 シートフィード型はこれまでPFUの独壇場だったが、09年10月にキヤノンが「imageFORMULA DR-150」を発売して市場に参入したことで、全体の勢いに弾みがついた。一方、フラットベッド型は複合プリンタの標準機能として組み込まれていることが多く、プリンタに市場を一部奪われているのが実情だ。
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