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春からはおうちで3D、本格普及に向け放送や映画タイトルも拡充へ(1/2)

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2010/02/16 11:44

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 家庭で3D(立体)映像が楽しめるテレビを4月23日に発売するパナソニック。2月9日の発表会で、同社の西口史郎・デジタルAVCマーケティング本部本部長は、白黒からカラー、そして大画面化、デジタル化というテレビの歴史を振り返りながら、「カラー放送開始から50年を迎えた2010年は、ついに家庭のテレビで3Dが見られる時代になった」と、3D対応テレビ投入への意気込みを語った。

 3D(three dimensions)テレビとは、3次元=立体映像を映し出すテレビのこと。専用のメガネを装着することで、映像が立体的に見え、迫力と臨場感ある映像が楽しめる。今、話題のデジタル3D映画『アバター』で、その図抜けた迫力を体感した方もいらっしゃるだろう。

 一般家庭向けの3D技術は、09年10月のIT総合見本市「CEATEC JAPAN 2009」や、2010年1月に米国で開催した世界最大の家電見本市「2010 International CES」で新技術の目玉となるなど、以前から注目を集めてきた。パナソニックだけでなく、ソニー、シャープ、東芝など国内の大手テレビメーカーもすでに技術展示を行っている。ソニーは、2010年春に米国で販売を開始し、日本市場には2010年中の投入を計画。東芝は2010年秋をめどに欧米での発売を目指している。シャープは現段階で投入時期は未定としているが、早い時期での参入は間違いないところだ。韓国をはじめとする海外勢も、早晩追随するとみられる。2010年は、大手メーカー各社が3D対応テレビ、そして対応のBDレコーダーやプレーヤーを発売する「おうちで3D元年」になる。

「家庭のテレビで3Dが見られる時代になった」と語るパナソニック・西口史郎本部長

 ただし、3D対応機が登場してもコンテンツ自体が3D映像でなければ、その恩恵は受けられらない。3Dテレビの普及には、コンテンツの拡充が不可欠なのだ。放送では、先行するBS11に続き、4月にもジュピターテレコム(J:COM)が、8月にはスカパーJSATが3D放送を開始する予定となっている。

「2010年以降、3D放送の開始で普及に弾みがつく」(西口史郎本部長)と自信をみせた

 パナソニックが発売する3D対応テレビの特徴は、プラズマパネルの高速表示特性を生かしたうえで発光効率を高めたこと。09年のパネルの発光効率と比べると約2倍、07年のそれと比べると約4倍に高まっている。また、残光が短い新開発の蛍光体や高速パネル駆動を採用した3D対応「フル・ブラックパネル」によって、残像による左右映像の重なりを大幅に抑えた。画質について、西口本部長は、「その場に引きずり込まれるような、臨場感を超えた“没入感”」と表現している。
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