長時間露光で幻想的に
最後は夕暮れの浅草橋で、「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」で長時間露光撮影をした。
マニュアル・F6.5・10秒・ISO100・Ev±0
[画像をクリックすると原寸大の写真を表示します]
マニュアル・F6.2・10秒・ISO100・Ev±0
[画像をクリックすると原寸大の写真を表示します]
いずれも10秒の露光時間だが、ノイズリダクションが有効になっていることもあって目立つノイズが乗ることもなく、長時間露光ならではの幻想感あるカットを撮ることができた。また、「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」は絞り羽根を持っているので、絞り込むことで街灯などの光源の周囲に花びらのような美しい光芒が広がり、夜景ならではの美しさをより際だたせてくれる。
「性格の異なる複数台のカメラを持ち歩く」という感覚
以上、「GXR」を使って一日スナップを楽しんで、改めて感じるのは、「ユニットによってカメラの性格が大きく変わる」ということだ。特に「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」での撮影では、面白いようにボケ味を生かしたカットを撮影できるので、ついつい時がたつのを忘れてしまうほど。これは一般的なコンパクトデジタルカメラでは決して味わえない。一方で、「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」を装着した場合は、どんなシチュエーションでもそつなくこなす手軽さとコンパクトさから、実用性が高く、これはこれで手放せない深い魅力がある。
カメラユニットは「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」共に思った以上にコンパクトで、ある程度の幅があれば小さなバッグにも無理なく収まってくれるので、旅行にも最適。「複数本のレンズを持ち歩く」というよりは「それぞれ性格の異なる複数台のカメラを持ち歩く」という感覚なので、旅先でも多彩な撮影表現を楽しむことができるだろう。これまでコンパクトデジタルカメラしか使ったことのない人はもちろん、日常的に一眼レフを使いこなしている人にとっても、新たな撮影スタイルと撮影表現を与えてくれる「GXR」。ぜひ、そのボディを手に取り、新たな撮影スタイルを体感してもらいたい。(ITジャーナリスト・市川昭彦)
関連記事
外部リンク
- この記事に対するトラックバック: 0件














