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2009/12/29 19:03

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番外編



 番外編では、単価の高いパーツを集めた最高級モデルと、極限まで予算を切り詰めたバリューモデルの2つを紹介する。バリューモデルは、最低限動けば良いというレベルで、本当にネットとメールしかやらないし、今後もアップグレードする予定がないというユーザー向けのモデルだ。

 また、このモデルはOSにLinuxを想定しており、パーツもちょっとクセがあるものを選んでいる。初めて自作をする人にはあまり向いていないので注意してほしい。

最高級モデル 構成
パーツ メーカー名 製品名・型番 市場推定価格
CPU インテル Core i7 975 Extreme Edition(3.33GHz) 9万7600円
マザーボード GIGABYTE GA-X58A-UD7 4万2000円
メモリ Corsair CMX6GX3M3A1333C9 1万9300円
HDD Seagate ST32000641AS(※1) 3万円
光学ドライブ パイオニア BDR-S05J 3万7400円
グラフィックボード HIS H597F2GD 7万9800円
PCケース オウルテック OWL-PC60F(B) 1万6500円
電源 Corsair CMPSU-1000HXJP 2万8400円
OS マイクロソフト Windows 7 Ultimate DSP版(※2) 2万5000円
合計 37万6000円

バリューモデル 構成
パーツ メーカー名 製品名・型番 市場推定価格
CPU - オンボード -
マザーボード ASUSTek ITX-220 8100円
メモリ シー・エフ・デー販売 D2U533BP-S1GBZZ 2700円
HDD Seagate ST-3500418AS(※1) 5500円
光学ドライブ 東芝サムスン SH-S223B+S 3400円
PCケース 岡谷エレクトロニクス MX1201 6000円
OS - Linux 0円
合計 2万5700円

【CPU】
 最高級モデルに積んだCore i7 975 Extreme Editionは、価格が約10万円ととてつもなく高いが、Core i7シリーズ最上位モデルだけあって性能も高い。

【マザーボード】
 最高級モデルの「GA-X58A-UD7」は、Intel X58チップセットのマザーボードで、USB3.0とSerialATA3.0に対応している最新モデル。一方、バリューモデルの「ITX-220」はCPU(Celeron 220)をオンボードで搭載しているので、別途CPUを購入する必要がない点で経済的だ。

(左から)GIGABYTE「GA-X58A-UD7」とASUSTeK「ITX-220」

 ただし、「ITX-220」が搭載するCPUの性能は最低限といったところなので、ゲームなどをプレイするには能力不足といわざるを得ないが、ネットやメールだけであれば問題ないだろう。

【グラフィックボード】
 最高級モデルでは、グラフィックチップにRADEON HD 5970を搭載したHightech Information System(HIS)の「H597F2GDG」を選んだ。RADEON HD 5000シリーズは現時点で唯一、マイクロソフトが提供するマルチメディア機能強化のための拡張API群、Direct Xの最新バージョンDirectX 11に対応したグラフィックボード。なかでもRADEON HD 5970は、シリーズ最上位モデルに位置づけられており、とことんまでゲームをプレイしたいユーザーにオススメだ。

Hightech Information System「H597F2GD」

【PCケース】
 最高級モデルでは、オウルテックの「OWL-PC60F(B)」を、バリューモデルでは岡谷エレクトロニクスの「MX1201」を選んだ。

(左から)オウルテック「OWL-PC60F」と岡谷エレクトロニクス「MX1201」

 オウルテックの「OWL-PC60F(B)」は、ATXに対応したアルミ製のケースで、アルミの特性を生かして、軽量で放熱性に優れ、シンプルな構造で癖のない作りになっている。一方、岡谷エレクトロニクスの「MX1201」は、Mini-ITX対応のケースで、市場推定価格が6200円ながら、200Wの電源を搭載しておりコストパフォーマンスに優れた製品だ。

【OS】
 バリューモデルでは、予算を徹底的に切り詰めるということで、Linuxを選んだ。最近では、Windowsライクに使うことが出来るUbuntuなどのLinuxが登場し、以前に比べ格段に敷居が低くなっているが、使いこなす自信がない場合は素直にWindowsを選んだほうがいいだろう。

 自作のやり方は人それぞれ、今回提示したプラン通りに組んでみるのもよし、プランを参考にアレンジを加えてみるのもよし、この年末年始の休みを利用して、自分だけのオリジナルPCを作ってみてはどうだろうか。(BCN・大滝和伸)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで127品目を対象としています。

*記事中の「市場推定価格」は、記事掲載時点のものです。市場推定価格は、「BCNランキング」のデータをもとに独自に算出した推定値で、消費税込みの金額で表記しています。

※1:BCNランキングを元に集計した市場推定価格ではなく、独自調査による価格を記載。
※2:DSP版のWindows 7は、PCを構成する主要パーツ(CPU、メモリ、マザーボード等)と同時に購入することが条件。価格は独自調査による。


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