日本時間10月21日の午前2時過ぎ、米アップルは、新しい「MacBook」「Mac mini」「iMac」そしてマルチタッチ対応の無線マウス「Magic Mouse」を発表した。日本でも、21日朝からほとんどの新製品の販売が開始された。そこで、新しいMacのラインアップについて、米アップル本社から、プロダクトマーケティングマネージャーでノートブック担当のセリーナ・チェン氏と、同じくプロダクトマーケティングマネージャーでデスクトップ担当のグレッグ・スメルツァ氏が来日し、それぞれの製品の魅力について語ってくれた。
セリーナ・チェン氏は「前四半期は、これまででMacがもっとも売れた3か月間でした。全世界で300万台を売り上げました」と語る。実際に米アップルが発表した09年度第4四半期(7-9月)の業績は、対前年同期比で売上高で約25%増、純利益は約46%増、Macの出荷台数でも約17%増という極めて好調なものだった。
年末商戦に向けて、その好調をさらに伸ばしていこうと発表されたのが今回の新製品群だ。10月22日のWindows 7の発売日直前にぶつけてきたあたり、アップルの本気度がうかがえる。
まず、ノートブック担当のセリーナ・チェン氏に新MacBookについてうかがった。ポリカーボネート製の白いノートPC「MacBook」は、Macのエントリーモデルと位置づけられている。チェン氏によると「歴代Macの中で一番売れているモデル」だという。今回はそのMacBookを一新した。ボディ素材だけは従来と同じ白いポリカーボネートだが、実態は、デザインも含めほとんど上位機種の「MacBook Pro」と同じになった。
「ベストセラー機であるMacBookをリニューアルするに当たり、私たちがまず考えたのは、MacBook ProのユニボディデザインをMacBookにも導入しようということでした」とチェン氏は語る。新しいMacBookは、本体のキーボード面から側面にかけてのきょう体がユニボディ化されている。これにより、操作時に手に触れる部分には継ぎ目がなくなり、とても手触りが良くなった。もちろん、ユニボディの採用で剛性感も増している。本体を持ち上げたときにも、きしみ感はまったくしなくなった。
また、解像度1280×800ピクセルの13.3インチワイド液晶には、高輝度で応答性にすぐれるLEDバックライトを採用した。この点でもMacBook Proと同じだ。LEDバックライトの採用で、従来のMacBookと比べてモニタ側の厚みが薄くなるともに、モニタを閉じたときの一体感も高まった。
「ユニボディとLEDバックライトの採用で、新しいMacBookは、ボディの周囲を絞り込んだ丸みのあるデザインにすることができました。これは、手に持ったときに自然にフィットすることを意識しています。どのような持ち方をしても、しっかりホールドできるようにデザインされています。また、カバンへの出し入れもしやすくなっています」(同氏)。
従来のMacBookはバッテリーが交換可能な外付け式だったが、新しいMacBookでは、バッテリーは内蔵式に変わった。これもMacBook Proと同じ仕様だ。内蔵バッテリーは、最長7時間の長時間駆動を実現し、最大1000回の充電が可能だという。チェン氏によると「内蔵バッテリーにしたことで、ボディ底面の開口部がなくなり、剛性感がさらに増しています。また、最大1000回の充電は、通常の使用であれば5年程度は保つ計算です」とのこと。さすがに5年が過ぎれば、買い替え時期ということだろう。
バッテリーを内蔵したことで、ボディ底面全体が1枚のラバー素材に変わっている。従来のようなゴム足はなくなったが、底面全体をラバーにすることで、「ひざの上に乗せて使うときや、飛行機の機内でテーブルに乗せて使うときなど、滑らずに安定して操作することができる」わけだ。このラバー底は、8本のネジでユニボディ本体に装着されている。ユーザーがこのネジを外して、メモリやHDDを自分で交換することは……「大丈夫、できますよ。私自身、何度もやっていますから」とチェン氏は笑った。
新しいMacBookは、MacBook Proと同様、ボタンがまったくないガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載している。指先のジェスチャーだけで、スクロールや回転、拡大・縮小、右クリックなどの操作が可能だ。今回のリニューアルによって、MacBookとMacBook Proは、デザイン的にも操作性の面でも完全に統一感のとれたラインアップになった。
CPUに2.26GHzのCore 2 Duoを搭載し、2GBのメモリと250GBのHDDを標準装備。NVIDIA GeForce 9400Mグラフィックスプロセッサ、2層記録対応の8倍速のスーパードライブ、IEEE802.11a/b/g/nに準拠した無線LAN機能も搭載する新MacBook。これだけのフル装備で、しかも価格は9万8800円となれば、コストパフォーマンスは非常に高い。初めてMacを使う人に勧める最初の1台としてピッタリだろう。
しかも、モバイルPCとしても十分な性能と耐久性を備えているので、2台目、3台目のノートPCとしても活用できる。今後13.3インチのMacは、アルミの感触がお好みならMacBook Pro(新MacBookより2万円割高になるが)を選び、白いカラーがお気に入りならMacBookを選ぶ、ということになりそうだ。
ユニボディ採用でスタイル一新の新MacBook
セリーナ・チェン氏は「前四半期は、これまででMacがもっとも売れた3か月間でした。全世界で300万台を売り上げました」と語る。実際に米アップルが発表した09年度第4四半期(7-9月)の業績は、対前年同期比で売上高で約25%増、純利益は約46%増、Macの出荷台数でも約17%増という極めて好調なものだった。
年末商戦に向けて、その好調をさらに伸ばしていこうと発表されたのが今回の新製品群だ。10月22日のWindows 7の発売日直前にぶつけてきたあたり、アップルの本気度がうかがえる。
まず、ノートブック担当のセリーナ・チェン氏に新MacBookについてうかがった。ポリカーボネート製の白いノートPC「MacBook」は、Macのエントリーモデルと位置づけられている。チェン氏によると「歴代Macの中で一番売れているモデル」だという。今回はそのMacBookを一新した。ボディ素材だけは従来と同じ白いポリカーボネートだが、実態は、デザインも含めほとんど上位機種の「MacBook Pro」と同じになった。
ユニボディ構造でデザインを一新した新MacBook
「ベストセラー機であるMacBookをリニューアルするに当たり、私たちがまず考えたのは、MacBook ProのユニボディデザインをMacBookにも導入しようということでした」とチェン氏は語る。新しいMacBookは、本体のキーボード面から側面にかけてのきょう体がユニボディ化されている。これにより、操作時に手に触れる部分には継ぎ目がなくなり、とても手触りが良くなった。もちろん、ユニボディの採用で剛性感も増している。本体を持ち上げたときにも、きしみ感はまったくしなくなった。
また、解像度1280×800ピクセルの13.3インチワイド液晶には、高輝度で応答性にすぐれるLEDバックライトを採用した。この点でもMacBook Proと同じだ。LEDバックライトの採用で、従来のMacBookと比べてモニタ側の厚みが薄くなるともに、モニタを閉じたときの一体感も高まった。
「ユニボディとLEDバックライトの採用で、新しいMacBookは、ボディの周囲を絞り込んだ丸みのあるデザインにすることができました。これは、手に持ったときに自然にフィットすることを意識しています。どのような持ち方をしても、しっかりホールドできるようにデザインされています。また、カバンへの出し入れもしやすくなっています」(同氏)。
バッテリーは内蔵式に、ラバー底は滑り止め効果抜群
従来のMacBookはバッテリーが交換可能な外付け式だったが、新しいMacBookでは、バッテリーは内蔵式に変わった。これもMacBook Proと同じ仕様だ。内蔵バッテリーは、最長7時間の長時間駆動を実現し、最大1000回の充電が可能だという。チェン氏によると「内蔵バッテリーにしたことで、ボディ底面の開口部がなくなり、剛性感がさらに増しています。また、最大1000回の充電は、通常の使用であれば5年程度は保つ計算です」とのこと。さすがに5年が過ぎれば、買い替え時期ということだろう。
バッテリーを内蔵したことで、ボディ底面全体が1枚のラバー素材に変わっている。従来のようなゴム足はなくなったが、底面全体をラバーにすることで、「ひざの上に乗せて使うときや、飛行機の機内でテーブルに乗せて使うときなど、滑らずに安定して操作することができる」わけだ。このラバー底は、8本のネジでユニボディ本体に装着されている。ユーザーがこのネジを外して、メモリやHDDを自分で交換することは……「大丈夫、できますよ。私自身、何度もやっていますから」とチェン氏は笑った。
きょう体の裏面には滑り止めのラバー加工が施されて使い勝手もいい
新しいMacBookは、MacBook Proと同様、ボタンがまったくないガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載している。指先のジェスチャーだけで、スクロールや回転、拡大・縮小、右クリックなどの操作が可能だ。今回のリニューアルによって、MacBookとMacBook Proは、デザイン的にも操作性の面でも完全に統一感のとれたラインアップになった。
CPUに2.26GHzのCore 2 Duoを搭載し、2GBのメモリと250GBのHDDを標準装備。NVIDIA GeForce 9400Mグラフィックスプロセッサ、2層記録対応の8倍速のスーパードライブ、IEEE802.11a/b/g/nに準拠した無線LAN機能も搭載する新MacBook。これだけのフル装備で、しかも価格は9万8800円となれば、コストパフォーマンスは非常に高い。初めてMacを使う人に勧める最初の1台としてピッタリだろう。
しかも、モバイルPCとしても十分な性能と耐久性を備えているので、2台目、3台目のノートPCとしても活用できる。今後13.3インチのMacは、アルミの感触がお好みならMacBook Pro(新MacBookより2万円割高になるが)を選び、白いカラーがお気に入りならMacBookを選ぶ、ということになりそうだ。
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