10月22日に登場したマイクロソフトの新OS「Windows 7」。ベータ版や製品候補版で示された完成度や安定性の高さなどが報道や口コミで広まったせいか、販売も好調だ。Windows Vistaに比べると初日の売り上げが1.5倍以上に達するなど、停滞しているPC市場のカンフル剤として機能していることは間違いない。さっそくこの最新OSを各種PCにインストールし、使用した実感や新機能の特徴などをまとめてみた。
Windows 7の特徴は、まず何をするにもキビキビと反応性がよいことがある。1つひとつの操作に機敏に反応するため、従来OSのWindows Vistaでたびたび感じていた「待たされ感」がないのだ。
実際、同スペックのノートPCで起動速度を比較してみると、Windows 7はWindows Vistaに比べて約1.5倍ほど体感的にも早くなったと感じる。また、Windows Vistaでは、起動後もバックグラウンドでさまざまな処理を行っており、自分のしたい作業をすぐに始める、というわけにはいかない。しかし、Windows 7では、そういった後処理が少ないこともあり、比較的すぐに作業を開始できるように思う。
例として、デルの「XPS M1330」にWindows Vista Ultimate 32ビット版とWindows 7 Ultimate 32ビット版をインストールし、起動とシャットダウン、スリープ、スリープからの復帰にかかる時間を計測してみた。するとシャットダウンやスリープ/復帰ではほぼ同じだが、起動時間で大きな差が出た。何はなくともPC立ち上げ時のストレスが少ないのはありがたい。
操作感も上々だ。特にインテルの超低消費電力CPU「Atom」を搭載するネットブックや、ノートPC向けCPU「Pentium M」を搭載するビジネス用モバイルノートでも、操作に対する表示の遅延がほとんどなく、軽快に操作できる。もし遅いと感じるようであれば、3D表示機能「Aero」の半透明表示をやめるとよい。ほぼWindows XPと同じ応答性で利用できるようになる。
なお、Windows Vistaでも、Core 2 Duoなどの高性能なデュアルコアCPUを搭載するシステムなら、遅く感じることは少ない。しかし、低スペックPCでは、ウィンドウを開く、スタートメニューを表示させるなどの基本的な操作ですらも、表示が操作からワンテンポからツーテンポほど遅れ、使い物にならなかった。
最新のネットブックでは、負荷が低くて操作感に優れるWindows XPではなく、Windows 7のStarterをインストールするモデルが多い。見かけ上はWindows Vistaによく似ているだけに不安に思う人も多いかもしれないが、心配は無用だ。
見た目はWindows Vistaとよく似ているWindows 7だが、インターフェイスにはいろいろと手が加えられている。タスクバーを見てみると、Windows VistaやWindows XPのようにソフトウェア名が入った横長のカコミを表示する方式に代わり、大きめのソフトウェアアイコンのみを表示する方式に変更されている。これは表示解像度が低いネットブックなどでも使いやすい。
また、同じソフトウェアのウィンドウは1つのアイコンにまとめられている。そしてそのアイコンにマウスカーソルを当てると、ウィンドウが上部にポップアップ。操作したいアプリケーションウィンドウを探しやすくするための工夫だ。
Windows 7の各エディション
Windows Vistaよりもキビキビ動作・低スペックPCでも大丈夫
Windows 7の特徴は、まず何をするにもキビキビと反応性がよいことがある。1つひとつの操作に機敏に反応するため、従来OSのWindows Vistaでたびたび感じていた「待たされ感」がないのだ。
実際、同スペックのノートPCで起動速度を比較してみると、Windows 7はWindows Vistaに比べて約1.5倍ほど体感的にも早くなったと感じる。また、Windows Vistaでは、起動後もバックグラウンドでさまざまな処理を行っており、自分のしたい作業をすぐに始める、というわけにはいかない。しかし、Windows 7では、そういった後処理が少ないこともあり、比較的すぐに作業を開始できるように思う。
例として、デルの「XPS M1330」にWindows Vista Ultimate 32ビット版とWindows 7 Ultimate 32ビット版をインストールし、起動とシャットダウン、スリープ、スリープからの復帰にかかる時間を計測してみた。するとシャットダウンやスリープ/復帰ではほぼ同じだが、起動時間で大きな差が出た。何はなくともPC立ち上げ時のストレスが少ないのはありがたい。
| OS | 起動時間 | シャットダウン | スリープ | 復帰 |
|---|---|---|---|---|
| Windows 7 | 1分4秒 | 21秒 | 3秒 | 3秒 |
| Windows Vista | 1分39秒 | 22秒 | 3秒 | 3秒 |
XPS M1330のスペックはCPU:Core 2 Duo T8100(2.10GHz)、メモリ:4GB、
HDD:160GB、グラフィックス:GeForce 8300M
操作感も上々だ。特にインテルの超低消費電力CPU「Atom」を搭載するネットブックや、ノートPC向けCPU「Pentium M」を搭載するビジネス用モバイルノートでも、操作に対する表示の遅延がほとんどなく、軽快に操作できる。もし遅いと感じるようであれば、3D表示機能「Aero」の半透明表示をやめるとよい。ほぼWindows XPと同じ応答性で利用できるようになる。
なお、Windows Vistaでも、Core 2 Duoなどの高性能なデュアルコアCPUを搭載するシステムなら、遅く感じることは少ない。しかし、低スペックPCでは、ウィンドウを開く、スタートメニューを表示させるなどの基本的な操作ですらも、表示が操作からワンテンポからツーテンポほど遅れ、使い物にならなかった。
Atom N270を搭載するレノボのネットブック「IdeaPad S10e」にWindows 7 Home Premiumをインストールしたところ
Aero有効でもそれほど不満はないが、Aeroの半透明化機能を切るとさらに快適に
Aero有効でもそれほど不満はないが、Aeroの半透明化機能を切るとさらに快適に
最新のネットブックでは、負荷が低くて操作感に優れるWindows XPではなく、Windows 7のStarterをインストールするモデルが多い。見かけ上はWindows Vistaによく似ているだけに不安に思う人も多いかもしれないが、心配は無用だ。
インターフェイスの改良とAero機能の強化
見た目はWindows Vistaとよく似ているWindows 7だが、インターフェイスにはいろいろと手が加えられている。タスクバーを見てみると、Windows VistaやWindows XPのようにソフトウェア名が入った横長のカコミを表示する方式に代わり、大きめのソフトウェアアイコンのみを表示する方式に変更されている。これは表示解像度が低いネットブックなどでも使いやすい。
また、同じソフトウェアのウィンドウは1つのアイコンにまとめられている。そしてそのアイコンにマウスカーソルを当てると、ウィンドウが上部にポップアップ。操作したいアプリケーションウィンドウを探しやすくするための工夫だ。
タスクバーにはソフトウエアアイコンが表示されるだけ
マウスカーソルを当てると、使用中のウィンドウがポップアップする
マウスカーソルを当てると、使用中のウィンドウがポップアップする
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