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生まれ変わったMac OS「Snow Leopard」の楽しい・簡単・キレイを最速体験(4/4)

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2009/08/27 11:00

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信頼性アップ! ビジネスシーンでの活躍も期待できそう



 Mac OS Xの標準ブラウザ、Safariは、バージョン4がすでに先行リリースされている。しかし、Snow Leopardが搭載するSafari 4は、それと同じものではない。プラグインの読み込み・実行環境が改良された特別バージョンだ。Safariを起動すると、FlashやPDF、その他のプラグインも同時にメインメモリに読み込まれるのだが、Snow Leopardでは、Safari本体とは別のメモリ領域に読み込まれるように改良されているという。

 そのため、プラグインの障害でSafariそのものがフリーズする、というケースが格段に少なくなる。「Safariが固まった」などという事態に遭遇することは、Snow Leopardではほとんどお目にかかることはできなくなるはずだ。加えて、マルウェア対策などセキュリティ面でもかなりの強化が施されているようだ。見た目は同じSafari 4でも、Snow Leopardのそれは中身がかなりチューンアップされているのである。

 「Macを企業内のネットワークでも使いたい」という方に朗報なのが、Microsoft Exchange Server 2007の正式サポートだろう。Windowsとのファイルの互換性やプリンタ共有、ネットワーク構築などは、これまでのMac OS Xですでに実現していたが、Snow LeopardがExchange Serverを正式サポートしたことで、Mailを使ったメッセージのやりとりや、デスクトップカレンダーのiCalを使ったスケジュールの共有が可能になった。

インターネットメールで標準の受信サーバー形式であるPOP、IMAPに加えて、Microsoft Exchange Server 2007のメール送受信にも対応

 個人メールとExchange Server経由のメールを一元管理することができるし、iCalに予定を書き込むだけで、Exchange Server経由でメンバーに会議を招集することも簡単にできてしまう。Windowsでは、Microsoft Officeなどのソフトを別途購入しなければ、Exchange Serverの機能を利用することができないのだが、Macでは、OSをSnow Leopardにするだけで、Exchange Serverが利用できるようになるのだから驚きだ。

スケジュール管理に便利なiCalは、Microsoft Exchange Server 2007を正式サポート。また、GoogleやYahoo!とも連携が可能

 理論上、160億GBのメモリまで扱える64bitコンピューティングに対応していたり、マルチコアプロセッサの能力をフルに引き出すGrand Central Dispatch(グランド セントラル ディスパッチ)技術を導入したり、グラフィックプロセッサのパワーを画像処理以外でも利用可能にするOpenCLをサポートしたりと、Snow Leopardでは、OSのコア部分にも革新的なテクノロジーが注入されている。つまり、Snow Leopardは、MacやiPhoneなども含めた、今後のアップル製品にとって土台となる、極めて先進的なOSなのである。

使っていて楽しいOS! この際、ハードも新調を?



 Snow Leopardには、まだまだここで紹介しきれないほどの進化が加えられているのだが、実のところ、ユーザーは、あれこれ気にする必要はまったくない。何しろ、ちょっと使ってみただけでも、驚くほどスピーディーで、すこぶる簡単で、とにかく画面の隅々まで美しくてキレイで、何か1つ操作するたびに、ワクワクした楽しさがあふれてくる、Snow LeopardはそんなOSなのだから。ただ素直に、それを堪能すればいいだけだ。

 v10.5 Leopardのユーザーは、わずか3300円でSnow Leopardにアップグレードすることができる。正直、これはアップルも大盤振る舞いしすぎなのではないか、と心配になるくらいだ。それくらいSnow Leopardはよく出来ている。仮にこの倍の金額だったとしても、アップグレードする価値は十分にある大きなバージョンアップだと思う。

 v10.4 Tiger以前のユーザーは、iLife'09とiWork'09がセットになった1万8800円の「Mac Box Set」を購入する必要があるが、最新のiLifeとiWorkが一緒に手に入るのだから、これもお買い得だ。ただし、先にも述べたように、Snow LeopardはインテルCPUを搭載したMac専用のOSである。Macに搭載された最初のインテルCPUは、Intel Core Duoプロセッサだったが、もちろん、それでもこれまでのLeopard以上のパフォーマンスが体感できるようになるはずだ。

大きな進歩を遂げたSnow Leopard。マシン買い替えの十分な理由にも!?

 しかし、Snow Leopardの真価を存分に味わいたいなら、やはり、最新のIntel Core 2 Duoと、NVIDIAのグラフィックプロセッサを搭載した、iMac、MacBook、MacBook Pro、MacBook Airのどれかに乗り換えることを強くおすすめしたい。グラフィックプロセッサの有無は、間違いなく快適さを大きく左右するからだ。

 ところで、PowerPC搭載のMacを今も大切に使い続けている方にとっても、Snow Leopardの登場は、その完成度の高さから、最新Macへの買い換えの理由に十分なるだろう。決断のときがついにやって来た、というわけだ。また、1台のMacでMac OS XとWindowsを切り替えて使うこともできるため、現在Windowsマシンを使っているユーザーにとっても、Snow Leopard搭載の最新Macは、大変魅力的なマシンであることもまた間違いなさそうだ。(フリーライター・中村光宏)
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  • Mac OS X v10.6 Snow Leopard
  • アップルマークから「このMacについて」を表示すると、「Mac OS X バージョン10.6」と表示される。残念ながら、ここには「Snow Leopard」の表記はない

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