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ついに始まった新時代の無線通信規格「モバイルWiMAX」とは?(1/2)

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2009/07/08 15:25

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 外出先でもPCをネットにつないで利用するには、公衆無線LANや携帯電話網を使ったデータ通信サービスなどを利用するというのがこれまで一般的な選択肢だった。しかし、7月1日にUQコミュニケーションズが開始した新たな無線通信サービス「モバイルWiMAX」が、高速通信を可能にする新しい選択肢として注目を集めている。

次世代の通信規格モバイルWiMAXとは?




 「モバイルWiMAX」を一言で言うなら「移動中でもブロードバンド並みの速度と料金でデータ通信できる技術」。KDDIやインテルなどが出資したUQコミュニケーションズにより、7月1日から正式なサービスが開始されており、その特徴としては大きく3点が挙げられる。

 まず1つ目が高速な通信が可能だという点。UQコミュニケーションズが開始したモバイルWiMAXサービスでは、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsでの通信が可能になる。これはイー・モバイルが提供しているデータ通信サービス「HSPA+」の下りの理論値21Mbpsと比較するとかなり速い。ちなみにUQコミュニケーションズでは、通信速度のさらなる向上を予定しており、最大80Mbpsまで拡張できるとしている。

 2つ目が高速な移動体にも対応できる点だ。IEEE 802.16eの規格では、時速120kmでの移動時でも通信が可能とされているが、UQコミュニケーションズが行った実験によれば、時速200kmの移動時でも最大10数Mbpsの通信が可能だったという。

 3つ目が、ひとつの基地局でカバーできる範囲が、無線LANに比べて広いこと。技術的には最大半径3kmまでアクセス可能で、移動するたびに逐次ホットスポットなどを探す必要がある無線LANよりも、通信の利便性が高いといえる。

 そもそも、WiMAXとは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で、IEEEによる標準規格802.16-2004をもとにした高速無線通信規格の名称だ。そして、このWiMAXを元にして、モバイル通信へ適応するための変更を施した規格がモバイルWiMAX(IEEE 802.16e)。無線LANにはない継続的な通信性と、データ端末を利用した場合よりも数段速い通信速度をあわせもつのが特徴で、まさに次世代の無線通信サービスといえるだろう。

始め方は簡単 どこと契約するかがポイント!?



 さて、ここからはどうすればこのモバイルWiMAXを利用できるかについて説明しよう。

 基本的に、データカードなどを購入し、サービス提供会社と契約するだけで利用できるが、このとき契約する会社を複数の中から選択できる。実は、現在日本国内向けにモバイルWiMAXサービスを提供しているのはUQコミュニケーションズだけではない。自前の回線網を保有しているのはUQコミュニケーションズのみなのだが、同社はこの回線を他社にも開放している。

 そして、現在同社からこの回線を借り受けて、ニフティ、NECビッグローブ、KDDI、ヤマダ電機、ビックカメラ、ダイワボウ情報システムといった各社もモバイルWiMAXサービスを展開している。ユーザーは端末を購入した後に、専用サイト「WiMAX総合ポータル」にアクセスして、任意の会社と契約を行える仕組みだ。

ビックカメラのモバイルWiMAXサービス開始イベントの様子
(左から)宮嶋宏幸・ビックカメラ代表取締役社長と
田中孝司・UQコミュニケーションズ代表取締役社長

★次ページでは、モバイルWiMAXサービス提供会社と月額料金を紹介!
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この記事の写真

  • ビックカメラのモバイルWiMAXサービス開始イベントの様子
  • (左から)WiMAXモジュール内蔵の「Let'snote F8」と「dynabook」

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