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新しいデジ一眼の楽しみ方を目指したパナソニックのムービー一眼「GH1」の狙いは?(1/2)

2009/05/18 11:25

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 パナソニックはフルハイビジョンの動画が撮影できるデジタル一眼「LUMIX(ルミックス) GH1」を発売した。動画撮影機能を搭載したデジタル一眼はキヤノンやニコンといったカメラメーカーも発売しており、09年のデジタル一眼市場は「動画」が競争ポイントの1つになりそうだ。こうしたなか、GH1を投入するパナソニックの狙いは何か。担当者に取材した。

フルFD動画が撮影可能なデジタル一眼「LUMIX GH1」

 「GH1」は、オリンパスと共同で策定したデジタル一眼の規格「マイクロフォーサーズシステム」を採用したデジタルカメラ。世界最小・最軽量をうたったデジタル一眼「G1」をベースに開発した。G1と同様に、デジタル一眼で必要だったミラーや光学式ファインダーを取り除き、電子的に確認できるようにすることで、幅12×高さ89.6×奥行き45.2mm、重さは約385gと小型・軽量化を図った。

 撮像素子には有効1210万画素のLive MOSセンサーを搭載。液晶画面を見ながらフルタイムでの撮影できるライブビューやファインダーを覗くとセンサーが感知し、ライブビューの画面から即座にファインダー画面に切り替える機能も備える。

 動画撮影では、ビデオカメラでハイビジョン映像を記録する規格「AVCHD」にデジタル一眼で初めて対応。QuickTime Motion JPEG形式での記録も可能。カメラの背面には動画用ボタンを設けることで、簡単に録画ができるようにした。

デジタルAVCマーケティング本部 商品企画グループDSCチームの村山好秀チームリーダー(左)と井上英紀氏

 「従来のデジタル一眼のイメージを打ち破り、新しいカメラの楽しみ方をユーザーに提案したかった」と、商品企画を担当したデジタルAVCマーケティング本部商品企画グループDSCチームの井上英紀氏は、開発の狙いを話す。

 動画に着目したのは、独自調査でわかった「トップクラスのニーズ」(井上氏)が理由だ。パナソニックでは消費者にデジカメついてアンケートを実施。30%が「動画撮影」を欲しい機能に挙げたという。

 また、カメラ付きケータイの利用動向と同じことがデジタルカメラでも起きるとの読みもあった。「カメラ付きケータイはまず、手軽に日常の写真が撮影できることで人気を集め、動画撮影機能を搭載することで需要を広げていった。デジカメも日常を撮ることではカメラ付きケータイと使われ方は同じ。そのため、動画のニーズは確実にあると思った」と、村山好秀・デジタルAVCマーケティング本部商品企画グループDSCチームチームリーダーは話す。

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この記事の写真

  • フルFD動画が撮影可能なデジタル一眼「LUMIX GH1」
  • デジタルAVCマーケティング本部 商品企画グループDSCチームの村山好秀チームリーダー(左)と井上英紀氏
  • カメラ上部にはドルビーステレオ方式のステレオマイクを備える
  • 動画撮影では絞り優先やシャッター優先、マニュアルの露出モードが使える。写真はシャッター優先で撮影した場合のイメージで、水の流れが止まったような表現(左)や流れているような表現(右)の動画が撮影できる(写真はパナソニック提供)
  • パナソニックが考えるデジタルビデオカメラと動画対応の一眼レフの使用シーン(図はパナソニック提供)
  • CMキャラクターにはG1に引き続き女優の樋口可南子さん、鳥居かほりさんらを起用。「女流一眼隊」のネーミングで「GH1」の動画機能をはじめ、軽さや使いやすさをアピールする。右は西口史郎・デジタルAVCマーケティグ本部本部長(写真は3月の製品発表会)
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