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iPhone 3Gは、まだまだ? まずまず? 端末の基本アプリを徹底チェック(1/2)

2008/07/29 20:05

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 徹夜で並ぶのをあきらめ、7月11日の発売日に手に入れることを断念したiPhone 3Gだが、なんとか試用する機会に恵まれた。そこで、もっとも使用頻度が高いと思われるメール、ブラウザ、マップを中心に、どの程度の完成度なのかを使用感や使い勝手を中心にまとめた。


●メールはPC風、IMAP対応が使いやすい

 iPhone 3Gのメールは、MobileMe、Microsoft Exchange、Yahoo! Mail、Google Gmail、AOLなど、一般的なメールサーバーとプロバイダー、そしてIMAPやPOPといった業界標準のメールシステムに対応しているのが特徴。今回、メールを試すにあたって、筆者はアップルのMobileMeアドレス、GoogleのGmailアドレス、さらにふだんPCで利用している2つのメールアドレスの計4つのメールアドレスを設定して使ってみた。このうち、GmailとMobileMeはIMAPに対応しているが、他の2つは通常のPOPメールだ。ちなみに、iPhone 3Gで利用できるメールサービスは、いわゆる携帯メールではなく、PCと同じ一般的なメール環境を使用する。そのため日本の携帯電話に一般的に使われている絵文字や装飾メールには対応しない。


 メールを起動すると、自動的にこれら設定済みの4つのアドレスをチェックして、届いているメールがあれば受信してくれる。POPメールの場合は、PCまたはiPhone 3Gのどちらかが「受信後にサーバーから削除」する設定で、どっちかで先に受信してしまうと、当然ながら他方ではそのメールを見ることはできない。とくにHTMLメールの場合は、iPhone 3Gで先に受信していても、あとからPCで受信してサーバーから削除してしまうと、iPhone 3Gにはメールのヘッダ情報だけを残して、メール本体は見られなくなってしまう。POPメールは、PCとiPhone 3Gのどちらで先に受信するのか、「受信後にサーバーから削除」はどのタイミングで行うのかなど、よく考えて設定しておく必要がある。


 一方、IMAPの場合、メールはサーバー側に保存されるので、PCからでもiPhone 3Gからでも、いつでも同じメールを見ることができる。不要なメールだけサーバーから削除することができるので、PCとiPhone 3Gの両方で必要なメールを共有するといった使い方が可能になる。PCとは別に、iPhone 3Gのようなモバイル端末でもメールチェックをするという使い方では、IMAP対応サーバーを使ったほうが便利だ。さらに、アップルのMobileMeメールはプッシュ型なので、いちいち受信操作をしなくても、新着メールは自動的にiPhone 3Gに届くようになっている。しばらく使っていると、IMAPとプッシュ型の組み合わせがいかに便利であるか実感できた。

●手のひらの中でPCと同じWebサイトが閲覧できる快適さ

 モバイル・インターネット端末としてのiPhone 3Gを、さらに実感できるの機能がSafariだ。手のひらの中で、PCで見るのと同じWebサイトが閲覧できるというのは、1度使ってみると手放せなくなる。ちなみに、iPhone 3Gはフルブラウザのみに対応するため、「モバゲータウン」など携帯電話向けのサイトは閲覧できない。他の携帯電話やスマートホンでも、PCと同じWebサイトの閲覧は可能だが、Safariは、2本の指を使ったピンチ操作やダブルクリック操作で、Webページを自在に拡大・縮小できるところがすばらしい。拡大しても、文字や画像は鮮明に再表示するという機能は、他のモバイル端末では不可能だったからだ。


 Webページの表示速度に関しても、Wi-Fi経由のときは、ほとんどストレスを感じることなく利用できた。3Gネットワーク経由のときは、重たいWebサイトでは表示に時間がかかることもあるが、通信インフラの問題なので仕方ないといえる。また、SafariはFlashコンテンツには未対応であるが、FlashベースのYouTubeは視聴することができる。YouTubeの視聴を可能にするために、YouTube専用のアプリを標準搭載するという徹底ぶりだ。実際の視聴に関しても、筆者が試用した限りではそれで不便を感じるようなことはなかったが、3Gネットワークでは、少しビデオの読み込みに時間がかかった。


 Safariはタブブラウザではないが、代わりに複数ページを切り替えて表示できる機能を搭載している。Webサイトの検索、URLの直接入力、会員制サイトなどでのIDとパスワードの入力などでは、ソフトウェアキーボードが表示されるので、スムーズな入力が可能だ。とくにiPhone 3Gを横位置に持った状態で、SafariでWebサイトを閲覧しているときは、キーボードも横位置で表示されるので、縦位置のときよりも1つ1つのキーが大きくなってミスタイプしにくくなる。


 iPhone 3Gは、Wi-Fi環境下ではWi-Fiネットワークを利用し、そうでないときは、ソフトバンクモバイルが提供する3Gネットワーク通信を利用する。ユーザーが通信手段を切り替える必要はない。そのときどきで利用可能な一番速い通信手段を、iPhone 3Gが自動的に選択してくれる。こうした、シームレスなネットワーク接続環境は、これまでのスマートホンでは味わえなかった心地良さを感じた。

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