「PRADAを着たケータイ」の正体は? 本格派タッチパネル端末の実力を試した(2/3)
●タッチ操作と7.2MbpsのHSDPAで快適なブラウジングが可能
PRADA Phoneは国内では最速となる通信速度が最大7.2Mbps(メガビット/秒)の3・5GサービスのHSDPAに対応しているのも特徴だ。
筆者は普段から3.6MbpsのHSDPA端末を利用しているが、それと比べると、最高速度は2倍。実際に、iモードにアクセスすると、わずかではあるがページの読み込みが速い。カタログの性能どおりに2倍速いわけではなく、「少し速いかな」と感じられる程度だが、ネット閲覧のストレスが減るという意味では大いに評価できる。ブラウザの操作性もタッチスクリーン用に最適化してあり、画面をなぞる勢いに応じてスクロールで画面が動く量が変わる。最近はNEC製端末の「ニューロポインタ」、シャープ製端末の「TOUCH CRUISER(タッチクルーザー)」のように、ポインティングデバイスを備えた機種も増えている。しかし、画面を直接触るタッチパネルの特性上、PRADA Phoneの方が、より直感的に操作できる。
一方でFlash Lite(フラッシュライト)を多用したサイトへのアクセスでは、まだまだ改善の余地がある。Flashのページを操作するには、キーを表示させて操作しなければならず、画面が非常に見づらくなってしまうからだ。
また、単にメニューをFlashにしただけのサイトならよいが、Flashで作られたゲームではお手上げだ。今回、携帯向けのポータルサイト「モバゲータウン」で、ミニゲームを遊んでみたが、キーとゲーム画面がかぶってしまい、思ったように操作することができなかった。ブラウザ機能はiモード用のブラウザが快適にアクセスや操作ができるが、フルブラウザでは今ひとつといった印象だった。横表示に非対応だったり、重いページを表示すると動作がもたついたりと、PC向けの本格的なウェブ閲覧には少々力不足と感じたからだ。
せっかく縦横の切り替えが簡単なスタイルを採用しているのだから、せめて横表示には対応してもらいたかったというのが素直な感想。ディスプレイもワイドQVGAのため、ドコモの「905i」や「906i」シリーズの端末などと比べると解像度が低い。一方で、高速通信ができるので、ニュースサイトを確認するなど、ちょっとした情報収集には向いているかもしれない。
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外部リンク
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