ページの先頭です。


イー・モバイル渾身のスマートフォン「EMONSTER S11HT」を試した(1/2)

2008/05/16 00:08

  • 印刷
  • RSS
  • ソーシャルブックマークへ投稿
    • Yahoo!ブックマークに登録
    • はてなブックマークへ登録
 イー・モバイルから3月に発売されたスマートフォン「イーモンスター」こと「S11HT」。新規参入キャリアの音声通話対応端末でもあり、注目を集めている。そこで、端末の性能と価格、さらには毎月のランニングコストまで、実際に使って徹底チェックした。

 まだ耳慣れないかもしれないが、イー・モバイルは07年3月末に新規参入を果たしたれっきとしたケータイキャリア。当初はデータ通信のみのだったが、この3月末から音声通話サービスを開始。NTTドコモやau、ソフトバンクと並ぶサービスを展開することになった。もちろん電話番号を変えずにキャリアを変更するMNP(モバイルナンバーポータビリティ)にも対応する。

 今回取り上げる「S11HT」は、音声通話に対応するスマートフォンで3月28日に発売したばかり。台湾メーカー、HTC製の端末だ。海外では「HTC TyTN II(タイタン・ツー)」として販売されている。OSはWindows Mobile 6 Professional Editionを搭載。他のスマートフォン同様、ホームページの閲覧、メールの送受信、オフィス文書の閲覧・編集、画像・音楽・動画の再生、スケジュール管理などができる。ケータイというよりも、「機能限定版のパソコン」といったほうがいいだろう。

●液晶の解像度はやや不満だがあとは文句のない装備


 本体の大きさは幅59×長さ112×暑さ19mm、重さは190g。ディスプレイ部をスライドさせると、フルキーボードが現れる。配列はQWERTY配列。記号や数字はFnキーを押しながら入力する。WindowsキーやShiftキーは用意されているが、Ctrlキーはない。キートップが丸みを帯びているので、押し間違いも少なく快適に操作できる。キーボードは適度なクリック感があり、慣れればケータイの数字キーよりははるかに早く文字入力ができるだろう。


 ディスプレイは2.8型のTFT液晶。ディスプレイ部を見やすい角度に調節できるのは大きな特徴だ。液晶はタッチパネル式で、付属のスタイラスペンのほか、指先でも操作可能。背面にはケータイカメラも備えており、300万画素で写真が撮影できる。音声通話はもちろん、HSDPA(最大3.6Mbps)のデータ通信にも対応。さらに、無線LANとBluetooth 2.0も備えるなど、ワイヤレス通信機能は万全だ。ただしディスプレイは、240×320ドットのQVGAと解像度が低い。最近では一般的なケータイでも480×640ドット、VGA程度の解像度を持つ端末も増えており、この部分では若干見劣りがする。


 内蔵のGPS機能を使い、「モバイルGoogleマップ」や「NAVITIME」で現在位置を表示できるのも便利。空が見えている場所なら、高精度の位置検索ができる。地図データの読み込み時に2?3秒のタイムラグが生じるが、スクロールはスムーズでストレスなく操作できる。もちろん、建物の形どころか駐車場に止まっている車の車種がわかるほど拡大して表示することも可能だ。オンラインソフトを使えば、内蔵カメラで撮影した写真に位置情報を付与することもできる。ただし、GPSはケータイの電波と違って、衛星からの信号が届かない屋内ではほとんど動作しない。ほかのGPSデバイスよりも早く通信が切れてしまうように感じた。


●リーズナブルな料金体系も魅力、PCにつないでも同一データ料

 後発キャリアだけあり、イー・モバイルは価格体系を工夫している。まずは電話料金を比較してみよう。月々1000円からのデータ通信利用料はかかるものの、通話部分に関する基本料は無料。通話料のみに課金される。通話料は30秒18.9円の一律で、月額980円の「定額パック24」契約なら通話料は半額。さらにイー・モバイル端末同士なら24時間通話料がかからない。携帯電話・PHS宛が30秒9.45円、固定電話が30秒5.25円という通話料金は、NTTドコモ・au・ソフトバンクはもちろん、ウィルコムを含めても最安クラスだ。

PR


ページトップへ

家電の売れ筋ランキング・製品比較サイト|BCNランキング