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売れてる「デジ造音楽版」、ケーブル1本で音をデジタル化する手軽さに人気(1/2)

2007/12/13 00:55

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 カセットテープなどに録りためた音源を手軽にデジタル化できる、プリンストンの「デジ造音楽版」が売れている。07年8月に発売して以来シェアを伸ばし続け、「BCNランキング」11月のサウンド関連ボード部門でについに1位を獲得した。人気の秘密を探りながら、売れ筋製品の動向もまとめた。

●カセットテープやレコードの音も手軽にデジタル化

 カセットテープなどに録音した昔の音楽やラジオ番組、講演、楽器の演奏、コーラスなどは、どのように管理しているだろうか。現在持っているコンポでは再生できず、メディアが押し入れに眠ったまま、という方も多いだろう。アナログメディアは時間の経過で劣化しやすく、音質が悪くなることもある。レコードも同じだ。

 こうした古いメディアに記録された音を、クオリティを保ったまま長期間保存するためには、音声をデジタルに変換(AD変換)するという方法がある。音声はデータ化されるのでPCのHDDなどにコンパクトに保存でき、メディアの収納に場所を取ることもない。加えて、レコードやテープなどの古い音声を、PCや携帯オーディオなどを使って聴くこともできるようになる。


 こうしたAD変換の際に役立つアイテムが、プリンストンテクノロジーの「デジ造音楽版 USBオーディオキャプチャーユニット(PCA-ACU)」だ。本体はケーブル型で、レコード、カセットテープ、MDなどのプレーヤーとPCを接続すれば、録音されたアナログ音をデジタルに変換できる。PCに楽曲データを保存できるだけでなく、付属の編集ソフト「Pod Sound Ripper LE」を使えば、iPodなどの携帯オーディオにも転送可能だ。

 11月の「BCNランキング」のサウンド関連ボード部門で1位を獲得したのが、この「デジ造音楽版」。機種別の販売台数シェアは12.4%を記録した。発売月の8月の時点ではシェア0.2%に過ぎなかったが、9月に2.6%、10月に3%、そして11月には12.4%と急激に増加。ケーブル型なので、接続するだけで簡単に使用できる使い勝手のよさが人気を集めたようだ。



●そもそも「サウンド関連ボード」とは? 目的で選べる多彩な機能

 「サウンド関連ボード」は、PCとオーディオ機器をつないで音の出入力を手助けする機器のこと。AD変換を行うだけなく、音楽制作に役立つ音響効果の調節や音の補正を行ったり、ホームシアターと接続するなど、さまざまな機能を持った製品が販売されている。MIDI機器と分けるために、「BCNランキング」では、サウンド関連ボードを「MIDI端子を搭載しないオーディオインターフェイス」と定義。さらに、接続方法と形状別に、PCに内蔵する「サウンドボード」、PCに外付けする「BOX」タイプ、これら2つに含まれない「デジ造音楽版」のようなケーブル型などを「その他」として分類している。

 それでは、11月の機種別販売台数シェアトップ10で、「デジ造音楽版」に続く製品の顔ぶれも見てみよう。「サウンドボード」では、クリエイティブメディアの「Sound Blaster 5.1(SB5.1)」がシェア11.6%で2位。同社のサウンドボードブランド「Sound Blaster」シリーズのエントリーモデルで、ステレオの2チャンネルから5.1チャンネルのスピーカーシステムまで接続できる。インターフェイスはPCIスロット。

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