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徹底解剖「∞プチプチ」、感触・音・オマケ音・内部構造……すべて答えます

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2007/10/05 03:34

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 バンダイが9月22日に発売した「∞(むげん)プチプチ」は、誰もが思わずつぶしたくなる緩衝材の「プチプチ」を完全再現したキーチェーン型玩具。発売からわずか9日間で30万個を売り上げた、久々の大ヒット商品だ。その感触はどうなのか? つぶしたときの音は? 100回に1回出るというオマケ音は? 内部構造は? これら疑問のすべて答えるべく徹底レビューを行った。

●無限にプチプチできる幸せに涙する男女

 10月初旬、都内某店でホワイト、ブルー、オレンジの3色を購入。価格はそれぞれ750円だった。まずはパッケージだ。無限にプチプチできる幸せに涙する男女が描かれている。対象年齢は8歳以上。ちなみに「プチプチ」は川上産業という会社の登録商標、ということも書かれている。



 本体の大きさは縦が44mm、横が41mm、厚さが18mm。重さは約25g。電源はLR41電池2個。テスト用の電池が既にセットされており、絶縁シートを抜き取るとすぐに遊べる親切設計だ。表面には8つの気泡部を備え、裏側には「誤動作したときなど」に押すリセットボタン、スピーカー、電池ぶたがある。気泡部のそれぞれを押し込むと、「プチッ」と気泡がはじけたような音がする。100回に1回の割合で、その他のオマケ音が流れる。これがこの製品の最大にして唯一の機能である。



 構造は簡単で、気泡部を押し込むとスイッチが入り、サンプリング音が出るというもの。残念ながらこのスイッチの物理的な動作音が結構大きく、「プチッ」という再生音の効果をかなり妨げている。気泡部を押した感触は本物の「プチプチ」に比べて硬め。繰り返し押し続けると指の爪が痛くなってくる。無限を謳うからにはある程度の耐久性が必要だとの判断からだろう。しかし、そのぷよぷよした触感はなんとも触り心地よろしく、技術立国日本の誉れともいえる出来のよさだ。



●オマケ音に隠されたの本当の機能とは

 「プチッ」という音以外に、100回に1回の割合で出るオマケ音は、マニュアルには「犬の鳴き声」「ドアのチャイム」「おなら」「セクシーボイス」などがあると記されている。実際に試してみたところ、およそ104回めに「びろーん」という音が鳴り響いた。ひたすら押し続け、時間にして約50秒かかった。気になる「セクシーボイス」の内容は、女性が「いやーん」と言うだけのもので、実際のところあまりセクシーさは感じられなかった。その他「ぱふぱふ」という音も聞くことができた。このレポートの最後に掲載した動画では、そのうちの1つが出るまでひたすら気泡を押し続ける模様をご紹介する。さらに、通常の「プチプチ」と特大の「プチプチ」をつぶした際の模様もあわせてお送りしたい。



 この「∞プチプチ」発売の報に接した筆者は当初思わず「オマケ音なんていらねー」と叫んでしまった。ひとり純粋にプチプチ音に浸ってたいにもかかわらず、意図せぬ「雑音」で心を乱されるのではないかと危惧したからである。しかし、実機を使用してみて、この考えは誤りであることがわかった。本物の「プチプチ」と同様に、押していると徐々に「やめ時」がわからなくなり、ついつい押し続けてしまうある種の中毒性のようなものがあるからだ。本物なら気泡がなくなればそれで終わり。しかしなんと言っても「無限」にプチプチできるわけであるから、きりがなく危険極まりない。それを断ち切るのがオマケ音である。これが「区切り」となり、とりあえず押すのを中断することができる仕掛けになっているわけだ。


●部品点数25点とシンプルながら、随所に見られる工夫の跡

 さて、次は内部構造だ。早速分解してみた。2個の電池を含めた部品点数は全部で25点。実にシンプルな造りになっている。このなかで最も工夫が見て取れるのは気泡部。2重構造のシリコンラバーでできている。裏側を見ると、非常に複雑な構造になっており、これでなんともいえない押し心地を実現しているようだ。



 パソコンでいえばマザーボードに相当するメイン基盤も極めてシンプル。どこにチップが搭載されているかすらよくわからなかった。ここでの注目はやはり8個の気泡部を受けるスイッチ部分だ。マイクロスイッチでも入っているのかとおもいきや、金属のしなりを利用した基盤直付けのスイッチが整然と並んでいた。この構造である程度大きな音がしてしまうのはやむをえないと感じた。




 一体何種類のオマケ音があるのかを確かめるべく、この原稿を書くかたわらずっと「プチプチ」し続けているが、かなり指が痛くなってきた。おそらく20回程度はオマケ音を聞いているので少なくとも2000回は「プチプチ」していることになる。30cm×40cmと小ぶりな「プチプチ」シートで気泡が約1000個なので、その倍。風呂敷程度の大きさの「プチプチ」を丸々処理した計算だ。それでも本体はびくともしない。さすが無限というだけのことはあるようだ。しかしまだまだ改善の余地はある。次のバージョンでは是非、つぶして空気が抜けた後の気泡の脱力感や寂寥感を感じさせる感触の工夫が施されるのを期待したい。(BCN・道越一郎)


■∞プチプチ■オマケ音が出るまで頑張りました


■通常プチプチ■比較のために


■特大プチプチ■さらなる比較のために



バンダイ=http://www.bandai.co.jp/
「∞プチプチ」=http://www.asovision.com/putiputi/


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この記事に対するトラックバック: 5件
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