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SD連合がシェア65%で圧勝、メモリーカード規格対決、買い得なのは?

2005/10/03 23:42

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 パソコンはもちろんデジカメ、携帯電話、最近では液晶テレビにDVDレコーダーと、デジタル機器でメモリーカードを使う場面が増えてきた。しかし一口に「メモリーカード」といってその規格はさまざま。そこで、「BCNランキング」8月の月次集計をもとに、今もっとも売れているメモリーカード規格とメーカーシェア、さらに、規格別お買い得度などをまとめてみた。

 パソコンはもちろんデジカメ、携帯電話、最近では液晶テレビにDVDレコーダーと、デジタル機器でメモリーカードを使う場面が増えてきた。しかし一口に「メモリーカード」といってその規格はさまざま。そこで、「BCNランキング」8月の月次集計をもとに、今もっとも売れているメモリーカード規格とメーカーシェア、さらに、規格別お買い得度などをまとめてみた。

●SD連合が圧倒的な強さ

 まず、規格別販売枚数シェアではSDカードの圧勝だ。「SDメモリーカード」と「mini SDカード」の合計で実に64.9%。現在の日本で最も売れているメモリーカードはSDカードという結果になった。

 SDカードは、SanDisk、松下、東芝の3社が共同開発したメモリーカード規格。小型で薄く著作権保護機能もあり、デジカメや携帯オーディオをはじめとするさまざまな分野で対応製品が多い。大容量化が進むと同時に高速転送の製品なども増え、ムービーカメラの記憶媒体としても使われ始めている。miniSDカードはSDカードをさらに小型化したもの。その小ささを生かして携帯電話の外部メモリーとして多く使われている。また、カードアダプタを装着することでSDメモリーカードとして使用することができるため、「普段は携帯で、必要になったらデジカメで」などの使い方も可能だ。

 メモリースティックPRO、同PRO Duo、同Duoなどの「メモリースティック」が14.4%と販売シェア2位。メモリースティックはソニーの提唱する規格で、大容量対応の「メモリースティックPRO」や、小型の「メモリースティックDuo」など用途別に種類が多い。つい先日も、サンディスクとの共同開発による「メモリースティック マイクロ」が発表されたが、一部には「規格が多すぎて、何がなんだか分らない」との声も聞かれる。

 シェア3位は「xDピクチャーカード」で11.2%。オリンパスと富士フイルムが共同開発した規格で、主にデジカメに使われている。続くシェア4位がSanDisk社が提唱する「コンパクトフラッシュ」で6.8%。機器の小型化が著しい昨今、今となっては大ぶりのサイズはかなりのハンディキャップになっているようだ。

●SDカードでシェアトップはやはり松下

  それぞれの規格別でのメーカーシェアはどうだろう。「SDメモリーカード」と「mini SDカード」を合計したシェアでは、トップが松下で29.4%、2位が東芝で17.4%となり、開発メーカーが2社が名を連ねた。一方同じ開発組の SanDiskは今ひとつ元気なく6.6%で6位。一方健闘しているのがハギワラシスコムの15.3%で3位、バッファローの12.3%で4位、IO データの7.6%で5位と続く。さすがにメモリーカード全体で7割近いシェアの規格だけに、参入企業も多い。


 「メモリースティック」では、提唱企業であるソニーが85.8%のシェアを握りダントツだが、その他の参入企業のシェアは軒並み1桁台。参入企業も少ない。xDピクチャーカードも、富士フイルムとオリンパスで9割を超えるシェアを占め、参入企業のにぎやかさはない。一方「コンパクトフラッシュ」では、バッファローが1位でシェア35.3%。提唱企業のSanDiskが28.3%の2位で追う立場になっている。しかし、こちらはSDと同じく多くの企業が参入し、価格競争も激しくなっている。

●容量の中心ゾーンは128MBと256MBあたり

 各規格での容量別シェアを見てみると、SDカード、メモリースティック、xDピクチャーカードで、それぞれ128MB、256MBの合計が過半数を占めており、このあたりの容量が、現在もっとも売れているゾーンとなっているようだ。また、コンパクトフラッシュに関しては、早くから大容量化が進んでいることもあり、512MBや1GBのシェアの高さが目に付く。画素数が多く、大容量の記憶媒体を必要とするデジタル一眼レフカメラなどでコンパクトフラッシュが多用されていることも影響しているようだ。

 全規格での容量別シェアでは、やはり最も多いのが128MBで32.5%、次いで256MBで26.9%、合算すると59.4%となる。やはり大半がこのクラスと言えそうだ。また、32MBや64MBといった小容量のカードも依然売れており、23%のシェアを占めている。一方、1GB以上の大容量カードは4.5%。まだまだ大容量化の流れは進むことが予想され、これからの伸びが期待できるクラスといえる。

●安さではコンパクトフラッシュ、参入企業が多い規格ほどお買い得

 1MBあたりの平均単価は、一眼レフデジカメなどでよく使われる「コンパクトフラッシュ」が最も安かった。大容量タイプの販売枚数シェアが高いことが影響していることもあるが、1MBあたり21.8ポイントという値は、大容量化を考えると、非常に魅力的だ。

 次いでお買い得なのが「SDメモリーカード」で23.3ポイント。切手大の小さな規格にもかかわらず、意外に安さでも健闘している。以下、「メモリースティック」「miniSDカード」「xDピクチャーカード」の順となった。SDカードにしても、コンパクトフラッシュにしても、参入企業のい多さが価格競争を生み、結果として安くなっているということも言えそうだ。

 大容量化が進むなか、メモリーカードはやはり高価な製品。しかし、デジカメなど、メモリーカード必須の製品を買う際に、意外に見落としがちなのが、メモリーカードの規格だ。同じ容量で複数の規格のカードを持つのももったいない話。メモリーカードを用いる製品を購入する際は製品そのもののスペックとあわせて、その製品が採用しているカード規格にも気を配るようにしたいものだ。


*「BCNランキング」は、全国のパソコン専門店や家電量販店など18社・2200を超える店舗からPOSデータを日次で収集・集計しているPOSデータベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで113品目を対象としています。

当初掲載しておりましたメモリーカード販売枚数シェアの一部に誤りがありましたので訂正いたしました。

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